2021.11.15
チョムリアップソー(°3°)/
11月も半ばに差し掛かり、夕刻には赤とんぼが雨季の終わりを告げるべく高度を上げて飛んでいる姿に季節の変化を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
遂に、カンボジアが国開きです。
フンセン首相は14日、カンボジア入国の際の規制を解除し、ワクチン接種が完了している外国人、カンボジア人に対し、隔離措置を全面解除することを発表しました。
ワクチン接種が未完了の方については依然、14日間の隔離が必要となります。
これは、実質的にカンボジアへの渡航が自由になったということでしょう。
次いで先週末、カンボジアのトン・コン観光大臣が、プノンペンの日本国大使館にて三上正裕大使と会談し、日本とカンボジアの観光業における協力について話し合いを行いました。
カンボジアは11月末より、プレア・シアヌーク州とコッコン州のダラ・サコー地区にて、アンコール遺跡群のあるシェムリアップ州については来年1月から外国人観光客の受け入れを開始するとして今回の隔離措置解除はその先駆けとなることでしょう。
大臣はワクチン接種済みの日本人にカンボジアを渡航を希望し日本に対し、1月のカンボジアシハヌークビルでのフォーラムへの参加、プノンペン-成田の直行便の回復などの協力を求めました。
入国に対する規制の解除は東南アジアの中で1抜けしたカンボジア、観光都市シェムリアップへの逸早い国際線の受け入れに対しても期待したいところです。