チョムリアップスオ(°3°)/
日本では各所で花火大会が催され、夏の終わりを実感すると共に新たな期へと世間が賑わいを見せる中、カンボジアでは年がら年中夏のうだるような暑さから四季とは何ぞやと疑問符を抱えている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
ところで世界で一番大きな湖は何かご存じでしょうか?
正解はカスピ海!
アゼルバイジャンやロシア等5か国に跨る塩湖で43万6千k㎡の規模を誇ります。
日本の面積が約38万k㎡ですので、すっぽり収まる大きさです。
その後をスペリオル湖、ビクトリア湖と続き上位20位まではほぼアメリカ、カナダ、中央アジア
が独占します。
実はその中で唯一、カンボジアにある湖が同規模の大きさをもってランクインすることができるんです。
名前は「トンレサップ湖」でクメール語で「巨大な淡水湖」という意味を持ちます。
地質学的にはインド亜大陸とアジア大陸の衝突による緊張で地盤が沈下して出来上がったもので水深自体も深くはありません。
規模が乾季と雨季で異なり、乾季では2,500k㎡と琵琶湖の3-4倍、雨季では11,000k㎡と世界でも15位の位置に迫ることができる東南アジア最大の淡水湖です。
上記の理由であまりに振れ幅が大きいため、正式な順位付けからは除外されている悲しい湖ですが、そのポテンシャルはいわずもがなでしょう。
そのトンレサップ湖ですが、9月1日から料金が改定されています。
1名のチケットは$7ですが、4名が集まるまでボートに乗船することができません。
もし4名以下で待たずに乗船したい場合は4名分の$28を支払う必要がります。
また、ボートの大きさによってこの上限料金が変わってまいります。
管轄がAngkor Enterprise社に移行してから、整備が整えられつつも料金体系は煩雑になっている今日この頃、逸早いトンレサップ湖への観光客の戻りを願ってやみません。
それでは今週も頑張ってまいりましょう(°.°)!