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カンボジアと言えば堺遺産にも登録されているアンコール遺跡群。その中でも特に有名なアンコール・トム、タプローム、アンコール・ワットは一度は訪れてみたい歴史的な場所です。今回はこの遺跡を巡るツアーに参加してきたのでそれぞれの遺跡の魅力を紹介します!
①アンコール・トム~クメール最後の都~
アンコールワットの北に位置するアンコール・トムはジャヤヴァルマン7世によって築かれたクメール王朝最後の都です。広大な敷地内にはかつての王宮や寺院が立ち並んでいます。
見どころ!
★バイヨン寺院の「クメールの微笑み」
無数の菩薩の顔が刻まれた四面塔は圧巻です!
★南大門の巨大な顔の彫刻
遺跡の入り口としてフォトスポットにもおすすめです。
★象テラスとライ王のテラス
かつての王の儀式の場にきざまれた精巧な彫刻が見られます。
②タプローム~大自然に囲まれた遺跡
「ジャングルに飲み込まれた遺跡」として有名なタプローム。12世紀末にジャヤヴァルマン7世が仏教寺院として建立しました。長い時を経て巨大なガジュマルやスポアンの木が遺跡を覆い尽くして神秘的な光景を作り出しています。
見どころ!
★自然と遺跡との融合
木の根が建物に絡みつく様子はまさに圧巻!
★映画のロケ地にも!
アンジェリーナジョリーが演じた映画「トゥームレイダー」のロケ地にもなっています。
★崩れかけた石造りが生み出す神秘的な雰囲気
修復が最小限にとどめられているため「発見当時の遺跡」そのものです。
③アンコール・ワット~世界最大級の宗教建築
カンボジアのシンボルともいえるアンコールワットは12世紀にスールヤヴァルマン2世によって建てられた壮大なヒンドゥー寺院であり後に仏教寺院へと変化しました。
(第三回廊の写真)
見どころ!
★朝日と夕日、逆さアンコール・ワット
正面の池に移る朝焼けの景色は必見です。また夕日で照らされた赤く染まったアンコールワットもとても綺麗です。
★精巧な彫刻
ヒンドゥー神話を描いた壁画は全長800mあり彫刻の精密さや装飾に是非ご注目下さい。
★中央祠堂の絶景
およそ70度の急勾配な階段を上るとそこには絶景が!!
それぞれ異なる魅力がありどれも見逃せません。是非この神秘的な遺跡群を訪れクメール文明の息吹を感じてみて下さい!