
チョムリアップスオ!こんにちは!
カンボジアのシェムリアップ支店インターンの坂井です。
本日は、改装工事完了間際のCMACの博物館に行ってきました!
CMAC(Cambodian Mine Action Centre)とは、地雷や不発弾の除去などを行っている団体です。
博物館に入りまず初めに、爆撃があった場所や地雷地域をマークした地図を見ました。ベトナム戦争の影響や、クメールルージュ時代の内戦などで数えきれないほどの被害を受けており、現在も国境付近を中心に地雷や不発弾が残っています。(地図の赤色のエリアが地雷です。)
進んでいくと、地雷や不発弾などの展示がありました。
これらによる被害は戦時中に限らず、戦後も続いており、少し前は地雷や不発弾に関する教育が行き届いておらず、子供たちが何かわからずに遊んで爆発するということがよくあったそうです。
さらに進んでいくと、クラスター爆弾や地雷発見装置、銃や地雷被害者用の義足などの展示がありました。
外には戦場の様子や地雷除去機もありました。
また、今回は見れませんでしたが、犬や水中の地雷除去のデモンストレーションも行う予定だそうです!
武器を解体して作られたフォトスポットもいくつかありました!
戦争が終わる=平和ではなく、地雷や不発弾などの残留物が平和をひそかに脅かしていると知りました。この博物館は、人間の残酷さを物語っており、平和についてよく考えさせられます。
日本にいたらあまり考えることのない地雷や不発弾、博物館は2026年7月完全オープン予定なので、ぜひ訪れてみてください!