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2012.10.23
10月になって、シアトルもすっかりハロウィーンムードになりました店にはカボチャが並び、飾りやお菓子もオレンジ一色
ゾンビや殺人鬼等のホラー映画がテレビや映画館を賑わして、
おどろおどろしい雰囲気を盛り上げています
ハロウィーンといえば、やはりジャック・オ・ランタンが有名ですね
巨大なカボチャに好みの絵柄を彫るのですが、
なかなかユニークなデザインも多くて楽しいです
彫った後のカボチャは、
ハロウィーン後も原型を留めなくなるまで庭先に置く人もいれば、
大砲や巨大なパチンコでカボチャを飛ばして遊ぶ人もいます
また毎年ハロウィーンの翌日には、
大量のカボチャが動物園に寄付されるそうです
一般家庭の飾りつけも、家族向けの可愛いものから、
夜遅くに通りかかったら、
思わずぎょっとしてしまいそうな不気味なものまで様々です
ハロウィーンのフィナーレは、もちろんトリック・オア・トリート
仮装した子供たちが、ご近所のドアを叩き、
「Trick or Treat?! (悪戯とおやつ、どっちがいい?)」
と、大きな袋や容器を差し出します。
お菓子をあげれば、素直に次の家に移動してくれますが、
あげない場合は仕返しに悪戯をされてしまいます
庭木がトイレットペーパーでぐるぐる巻きにされたり、
ゴミ箱がひっくり返されたり、窓にスプレーを吹きかけられたりと、
「こんなことならお菓子をあげればよかった~」
と後悔してしまうような事態になってしまいます
(とはいえ、最近では犯罪防止のために、保護者が同伴することが多いので、
それほどひどいことにはならないそうですが…)
そしてハロウィーンの翌日には、
売れ残ったお菓子が半額になったりするので、
甘いもの好きの人にとっては、まとめ買いのチャンスです
(来年用にコスチュームやグッズを買い置きする人も多いです)
ちょっとユニークなのは、
「残ったハロウィーンのお菓子を買い取ります」
という歯科医の広告。
子供たちを虫歯から守るという誠意あるメッセージなのでしょうが、
買い取ったお菓子を歯医者さんがどうするのか気になるところです…
AKI