さてさて、昨日はこのブログでおいしそーなピピ料理の写真を披露したところ、大変な反響(?)をいただきました。
ピピ採りの記事をまだ読んでいない方はこちらから↓
http://ameblo.jp/his-brisbane/entry-10015101460.htmlあのまま、私たちはおとなしくしていればよかったのです。そうすれば、友達もゴールドコーストのステキな思い出と共に日本に帰国できたはず。
ところが、人間というものは欲張りな生き物。何かが手に入ると更に上を求めてしまうのです。
私たちもそんな例に漏れず...
もう一度ピピを採って、違う調理方法で食べたい!!
貪欲な食欲はつきることなく、更なる挑戦への意欲を燃やす私たち。
ピピ採りチャレンジ第二回戦決定!!
2回目ということもあり、2人も勝手知ったるなんたら。無言で黙々と貝を探す様子は真剣そのもの。
1回目ほどにはとれなかったもののまずまずの収穫量 巨大なものもあり、かなり食べ応え
がありそう。想像しただけで、に~んまりo(^▽^)o
途中、友達がちりとりで手を切る(彼女はちりとりを使うという新しいテクニックを前回のピピ採りであみだしたのである)というハプニングもあったけど、収穫無事終了。
前回と同様に塩水につけて砂抜き。
次の日、仕事が終わる時間が近づくにしたがって、るんるん 今日はまたまたゴージャスピピディナー 途中で友達をピックアップし、一緒に家へ戻る。
ドアを開けると、その瞬間にモーレツなにおいが。
え、この死体が腐ったみたいな(嗅いだことないけど)キョーレツな匂いは何??
一瞬、私たちは事態を把握できなかった。が、次の瞬間...
ピピだーーーーー!!
台所からこの世のものとは思えないおそろしい悪臭が漂っていた。
匂いがすごすぎて近くによることさえも難しく、友達が口で息をしながらその物体を廃棄。毒ガス攻撃で気が遠くなりそうになりながらの、勇敢な行為。
ただし、一日中締め切った家の中の空気がそんなことですぐに換気されるはずがなく、しかもその日の気温35度。熱風と匂いで2人とも窒息寸前。あーーーーー、昔嗅いだドブ川の匂いよりスゴいんだけど
かわいそうなピピたちは、熱湯と化した塩水の中で全員死亡していたのでした。
よく考えたら、前回は友達が何回か水を替えてくれていたので、こんなことにならなかったのです。今回は2人とも外出してしまったため、朝から夕方までそのまんま。
ピピさん、ごめんねー。苦しかっただろうに。
成仏してください
教訓: ゴールドコーストの真夏に締め切った家の中でピピの砂抜きをしないこと。水はこまめに替えること。
以上。
あー、なんだかあの匂いがまたよみがえってきそうです。
by DOGU
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投稿: ビビゴン -2006年7月31日 (月) 01時54分
■無題
私もありますよ~この経験(T_T) 我が家はビーチから車で70キロくらいででぶっ飛ばしても10分くらいの内陸に住んでるので海水の交換なんてそう簡単にはできず・・・バケツの中でデローンとなって悪臭を放ったピピちゃんと対面したときは卒倒しそうになりました。ところでピピちゃんは程よく砂抜きしたら冷凍庫で保存できると知り合いの料理人が言ってましたが本当かな~?? -
投稿: 土偶 -2006年7月31日 (月) 04時48分
■あの匂いはキョーレツですよね。
ビビゴンさん、コメントありがとうございます。あの匂いに共感していただける方がいて、うれしいです(?)冷凍のムール貝が売っていることを考えると、ピピも冷凍しても大丈夫そうですよね。釣り道具屋に売っているピピは常に冷凍ですが、あれは人間の食用じゃないし... -
投稿: ナナコ -2006年8月 1日 (火) 03時54分
■ピピさんとの上手な付き合いかた・・・
うちは、ピピさんを採った時に海水を3リットルx2本くらい持って帰ってくるの。この3リットルは牛乳の空きボトルを使うんだけどね。蓋が付いているから万が一、車の中で倒れても大丈夫♪って訳。そして、まず1)真水でピピさんを洗い、海水に漬けます。この時にザルに入れて海水に漬けた方がピピさんが出した砂が戻らないので安全♪2)海水を5~6時間ごとに交換します。これを2日間は続けて頂きます。3)そうすると・・・砂が全然混ざらない美味しいピピさんを安心して召し上がれますよ♪ちなみに・・・↑のプロセスを踏んだピピさんは殻付きのまま冷凍も可能です♪ナナコ、物知りぃぃぃぃぃ♪ -
投稿: 土偶 -2006年8月 1日 (火) 06時21分
■ナナコさん、ありがとうございます。
ナナコさん、さすがー!!物知りですね。冷凍保存するなんて、今まで試したことなかったので、今度収穫したらやってみまーす。