とてもとても蒸し暑い時期のケアンズです。
お休みの日などは一週間分の家事をすると溶けてしまいそうです
海外に暮らしている私たち日本人にとっても、毎日の食事で大切な食材はまずお米です
今回はオーストラリアの米事情を的視野でご案内しましょう(・ω・)
マルチカルチャーなこの国の、西洋オーストラリア人たちも、すっかりお米消費者となって久しい昨今です。
どのスーパーマーケットにも各種のお米が売られています。
その中で私たちに日本人に多く買われているのが、
このサンライス ミディアムグレインの商品が出る前には、確かの記憶ではずっと前にショートグレインという商品があったと覚えています。
その種は元は日本のお米だそうで、実は100年ほど前に日本人ががんばってつくり始めたそうです。
オージーは粘りけが苦手なのか?まるっちっちぃショートグレインは見かけなくなりましたが、日本のお米より少ない粘り気のミディアムグレインは長い間定着して販売されているようです。
ここでのお米農業は、本当にオーストラリア的で、広大な土地にヘリコプターで種を撒き、重機で収穫するような方法でつくられているそうです。
調べてみましたら、オーストラリアでは年間100万トンのお米が作られ、そのうち70%が世界中に輸出されているそうです。
お味は日本のお米とほぼ同じお味と食感です。
水の豊富な水田でつくられる日本のお米より軽めな感じです。
そのせいかどうかわかりませんが、洗っているうちにどんどん水を吸って白くなり、洗ったあと長く水に漬けておかなくても、10分ぐらいで炊きはじめて大丈夫です。
気になるお値段ですが、10KG袋でだいたい$25(約2000円)ほどです。
でも数年前まではもっとお安く、10KG袋でだいたい$12~13(約1000円)ほどでした。
日本人にとって驚きなのは、オージー風お米の料理法です。
オージーはお米を洗わず水をいれてそのまま火にかけちゃうのです
オージー全員ではありませんが、それでもかなりの数のオージーは、その上、茹で上がったお米をザルにザーとあけて水洗いしちゃうのです
まるでそうめんみたい…
ちなみにサンライスの袋裏のクッキング方法欄にも、『お米を洗う』とはどこにも書いていないです
オージーにとってお米とは、ジャガイモのような副菜っぽい感覚だと思います、たぶん。
はいつもお鍋でご飯を炊いています。
お鍋のほうがおいしいく炊けるように思います。
は吹きこぼれるのがイヤなので、鍋蓋をずらして沸騰するまで待ち弱火にします。お米が水をほとんど吸ったようなら蓋をぴったりして12分。
火を止めて蓋を絶対とらずに蒸らすのですが、15分は蒸らしたほうが良いと思います。
ごはんがあると、おかずをもっと楽しめるです。
たまにおかずとサラダだけなんていうオージー風に食事をおしまいにしちゃうと、あとで何~かものたりなくなります。
そうそう、などは鮭の切り身一切れで丼飯たべられちゃうのですが、オージーだんなはパクパクとあの高値の鮭の切り身を3口で食べちゃうんですよ~ごはんもたった3口のみの消費で!贅沢な
ね~鮭は高いんだからもっとご飯と一緒に食べて~
マルチカルチャーのオーストラリアにはお米事情だけでなく、いろいろな東洋的なるものがオーストラリア風に取り入れられて定着しています。
オーストラリア風に育まれている、日本的なる物事を見つけるのも、面白いかもしれませんね。
たとえば回転寿司の皿の上にも変わり種がありますよ~
by ごはん、ごはん、されど