観光
2013.05.29
さて、突然ですが、ひとつ小話を。
ケアンズといえばグレートバリアリーフ。グレートバリアリーフといえばお魚。お魚といえば“ニモ”。
とう事で、ニモのお話です。
皆さんご存知のように、ニモとは某国の、某巨大アニメ製作会社の映画の主人公ですが、
そのモデルになったお魚は正式には"カクレクマノミ”と言います。
“クマノミ”とはお魚の種類で世界に25種類(たぶん)いるお魚です。
このクマノミですが、通常イソギンチャクをすみかにしています。
イソギンチャクは生物的にはクラゲに近い生き物なので、近づくと刺されるので、普通のお魚は近づきません。
でも、クマノミの仲間は小さい頃からイソギンチャクと触れ合うことで免疫をつくり、住みついちゃうことで、結果、外敵から身を守っているんですね。
通常1つのイソギンチャクには数匹のクマノミが生息しているのですが、面白いことに一番大きな奴は絶対にメスなんです。で、次に大きいのがオス。そして、3匹以上いた場合、その他はオスでもメスでも無い“オカマ”ちゃんなんです。
で、一番でかいのがメス、2番目がオス 残りがオカマちゃんという順位は変わることがありません。
なぜでしょう?
例えば一番でかい奴、メスですね、が死んじゃったとしましょう。
そうすると、なんと
次にでかい奴、オスですね、がメスに性転換するんです。
そして、おかまちゃんの中で一番でかい奴がオスに出世?するんですね。
なんで、メス、オス、オカマちゃんの順位が変わることはないんです。
さて、冒頭の某映画では映画のかなり早い段階でニモのお母さんが死んじゃうんですが、
コレが現実の世界で起きたらどうなっていたか?
想像すると面白くないですか?
そんな訳で“ニモ”が生息するグレートバリアリーフに遊びに来ませんか?
By 毒舌J