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2010.08.09
デュッセルドルフから快速で15分程度北上すると、中学の頃に習った、ルール工業地帯になります。
このルール地帯は2010年ヨーロッパの文化都市になっています。
今日はそのイベントでルール地域を走るAutobahn(高速道路)の
デュイスブルク-ドルトムント間約60kmが封鎖され、歩行者天国になりました。
その名もStilles Leben(スティーレスレーベン)、直訳しますと、静かなる人生。
いつもセカセカと過ごす日々からたまには開放されてみよう、というこのイベントには
ドイツ各地から人々がやってきて、思い思いの過ごし方を楽しんでいました。
片側は歩行者専用、60km隙間なくテーブルが並べられ、
その人にとっての「文化」を披露していました。
あるグループは歌を歌ったり、ゲームをしたり、トランプをしたり、ダンスや即興の劇をしたり。
なぜかドイツなのに即席バッティングセンターもありました
普段はほぼ無制限で車が走ってる道をゆっくり散歩しながら、
興味のあるテーブルに寄り道をします。
子供は道路にクレヨンでお絵かきです。
反対車線は自転車&インラインスケート専用道路。
途中渋滞して、ベルを鳴らして渋滞をお知らせしていました。
この道が通っている自治体は勿論、ボランティアなどの市民、企業の力が無ければこのようなイベントは成立しませんが、この実行力に感服をしました。
(カミ)