オーストラリアでは赤ちゃんのスイミング教室が人気です。
人気というよりは入れるのが当たり前!といったかんじでしょうか。
日本ではあまり見かけない自宅のプール。
オーストラリアではたくさんのお家がお庭にプールを持っています。
周りはビーチだらけだし、
そう、とにかくお水に関わることが多いんですよね。
もちろんその分多発するお水の事故。
犠牲者には悲しいことに赤ちゃんも多いのです。
そんな背景もあってオーストラリアは
お水に対するプロテクトが非常に進んでいます。
ビーチにはライフセイバー。
プールの周りにはフェンス。
そしてもちろん、赤ちゃんのスイミング教室。
私の息子も旦那の一声で生後8ヶ月からスイミング教室に通うことに。
通うのはROBINA AQUATIC CENTER。
赤ちゃんから子供用にデザインされたスイミングプール。
レベルは6つくらいに分かれており、
息子は赤ちゃんクラスのおたまじゃくし組からスタート。
赤ちゃんなのでもちろん大人が一緒に抱えてお水の中に入ります。
歌にあわせてぱちゃぱちゃと・・はじめはお遊戯みたいですが
次第に本格的になっていきます。
ハンプティ・ダンプティが壁から落ちた・・・
という動揺に合わせて赤ちゃんたちもプールサイドから
プールに飛び込みます。
・・・・飛び込むというよりは本当に落ちるというかんじなのですが・・・
最初はびっくりしていた息子もだんだんと慣れていきます。
プログラムは非常に良くできていて、
いろんなボールやおもちゃを使いながら
赤ちゃん達はいろんなことを学びます。
プールの縁にぶら下がる技。
誤って水に落ちた時に壁に向かって泳ぐ癖をつけること。
興味本位で水に飛び込んだ息子の顔を水中で観察。
ちゃんと目を開けて、鼻で息を吸わないように
ぷくぷく泡を出していました。
手足もじたばたさせて前に進むんですよ。
水中での息子の姿にちょっと感動・・・・
赤ちゃんって本当に泳げるんです。
そういえば昔テレビでやってました。
産まれて数ヶ月の赤ちゃんをうつぶせにお水にぼちゃんとつけると、
殆どの赤ちゃんが、本能でそのままペロンとひっくりかえって顔を水の上に出すそうな。
赤ちゃんの本能ってすごいですよねえ。
(注)無理に試さないでくださいー!!
趣味というよりは、いざという時に溺れない為の技を身につける赤ちゃんスイミング教室。
おたまじゃくし組だった息子も今ではタツノオトシゴ組に昇格。
とってもワイルドなオーストラリアでの生活。
そういえばオーストラリアの子供たちって
毒のある虫とか蛇とか攻撃してくる鳥の詳細を良く知っています。
生きていく上での必要な知識の教育が進んでいるのかもしれません。
子供達にはこの世を生き延びる技をたくさん学んでもらいたいですね。
みきマウス
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投稿: HELP -2008年3月28日 (金) 06時09分
■水泳はサバイバルの技です
我が家の長男も赤ちゃんのスイミングスクールに通っていました。(14年も昔) そして次男(三歳年少)はスクールに通う事無くして、足のとどかないプールで長男に負けたくない一心で自然と小さい時から泳げるようになっていました。未だに金槌の母は「子供は泳げる子に育って良かった」と胸をなでおろしている今日この頃です。公立の多くの小中学校は学校にプールがなく、近くの公共のプールまで出向き、水泳の授業を受けています。