オーストラリアZOOへ行ったことがありますか?
日本人観光者の方からは、楽しかったという感想のほかに、
うーん動物の種類が少なかった
・・・キリンやライオンがいないんだよね、
とか
なんだか広いところに動物がぽつっといて寂しい感じ・・
・・・などのようなコメントを良く聞きます。
興味はあるけど実はまだ行ったことのなかった私、
息子ももうすぐ2歳だし、そろそろ楽しめるだろう、
ということでヌーサ旅行のついでに
家族でオーストラリアZOOに行ってみることにしました。
ゲートをくぐるとオーストラリアZOOの大きな看板が私達を迎えてくれます。
とても広い敷地に足を踏み入れると、
いきなり遥かかなたから・・・・
象がのしのしと歩いてくるじゃないですか。
さっそく象に餌付け、
息子は腕の半分くらい象さんの鼻の中に吸い込まれてびっくり!
まあでもとりあえず楽しそう。
すると今度はまた向こうの方から
トラの赤ちゃんがお散歩、
もちろん安全のため決められたコースをお散歩するのですが間近で見れて結構感動。
クロコダイルから始まって、カンガルー、コアラ、
どの動物たちも広々とした敷地に放されています。
こんなふうに動物たちと触れ合えます。
象亀さんにも広々とした敷地がおうちです。
これが有名なクロッコシアム、
クロコダイルショーはメインイベントです。
子供たちの動物園も!
ところで、
みなさんはCONSERVATION
という言葉の意味を知っていますか?
ずばり日本語に訳すと保護という意味。
この動物園をここまで有名にした
クロダイルハンターことスティーブ・アーウィンさん(以下敬称略)は
環境保護運動家。
この動物園を始めた彼の両親とスティーブの情熱は、
傷ついたり、居場所のなくなった野生動物達を保護することでした。
この動物園のコンセプトは
Conservation through exciting education
ここにはおりに閉じ込められている印象を受ける動物は1匹もいません。
どの野生動物も広々とした敷地の自然に近い状態を再現した環境の中にいます。
ここの動物達は見世物としているのではなく、
彼らとのふれあいを通してCONSERVATIONという意味を知ってもらうメッセンジャー達なのです。
触らせてくれたり、動物たちの説明をしてくれます。
オーストラリアZOOに行く前に、
スティーブ・アーウィンという人がどういう人なのか、
CONSERVATIONという言葉の意味は何なのか、
この二つを少し理解していくと楽しみ方は倍以上に広がると思いますよ!
広々とした敷地に動物がぽつっといるとさびしく感じるかもしれません。
でもCONSERVATIONという意味を理解すると
自然に近い状態で生活できる動物たちは幸せだな!と違う考え方ができますよね!
私達家族のオーストラリアZOOの感想は・・・
花マルです!
いろんな説明を聞いたり、野生動物と触れ合ったり、
ふつうの動物園ではできない体験がいっぱいでした。
キリンやライオンさんがいなくったっていいのです。
この動物園にはドキドキやワクワクがいっぱいですよ。
そのスティーブ・アーウィンも数年前にドキュメント番組の撮影中に
エイに刺されて44歳という若さでこの世を去ります。
彼に向けた追悼のメッセージがあちこちに
ワニや毒蛇などの一般に「危険」とされる動物をほとんど素手で捕獲する彼は
エネルギッシュで情熱的な人でした。
この動物園のどこかに安らかに眠っているというアーウィンさんに、
動物、そして自然を愛するアーウィンさんの意志は、
多くの人々に受け継がれていくに違いない!と思います。
ご冥福をお祈り致します。
オーストラリアZOO
*ゴールドコーストより車で約2時間。
*1日のツアーも出ています。
コンサルタントまでお問い合わせください。
*車椅子の方も楽しんでいただけます。
みきマウス
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投稿: HELP -2008年4月23日 (水) 11時31分
■昔とは随分変わりましたね。
この動物園の前身の爬虫類の館みたいな場所に立ち寄ったのは、ちょうど20年程前でした。それからAUSSIE ZOOとなり立派な敷地にできたオープン当時にも行きましたが、大蛇にはビックリしましたね。それとテーブルほどもあるゾウガメにも。スティーブンはオージーのアイコン的な存在ですね。愛娘のビンディはパパの意思を見事に継いで子供向けショービジネスで活躍してますよね。