2009.02.02

週末サイズアップしましたねー。


ビーチはぐちゃぐちゃでしたが、日曜はポイントでは良い波が立ってましたよ。



土曜の朝のマイアミビーチ。


こんなぐちゃぐちゃの日に、なんだかいっぱい人が入ってる。
H.I.S.ゴールドコースト支店-Miami Beach


サーフィンスクールにしては、時間早いなあ。なんて思ってたら、どうやらクイーンズランド政府主催のイベントみたいです。


「Young Woman and Alchol Campaign」だって。

H.I.S.ゴールドコースト支店-Miami Beach


お酒ばっかり飲んでないで、たまには海にでも入りなさいよ。

もっと楽しいこといっぱいあるよー。ってとこでしょうか。

H.I.S.ゴールドコースト支店-Miami Beach

それにしてもこんなうねりの大きい日に大変です。

沖に出るのは、かなりハードだろうな。。。



ボディボーダーが何人か入ってましたが、どうもここでは入る気になれず。

どうしようかうだうだしてたらバーレイ好きのYちゃんが訪ねてきた。


 「バーレイで入ったけど、沖に出られなかったよー。悔しい・・・」


 「え、そんなに大きかったの?コースタルウォッチでカランビンチェックしたけど、そんな大きくなさそうだよー。スナッパーは大会やってるし、じゃ、カランビンで入ろうよ。」



カランビンへ向かう。


お天気があんまり良くなかったので、駐車場はそこまで混んでない。


小雨がぽつぽつしてきたので、さっさと着替えてゲットアウトポイントへ歩いていく。



あれ???



なんか、さっきカメラで見たより、かなりサイズアップしてるんですが・・・・・


セットで6ftはある感じ。余裕のオーバーヘッドwave


これ、もしかしてやばいかも。



一気に緊張感が高まります。



ハイタイドだったから、いつもジャンプする岩が水の下につかってる。波が真東からきているので、岩の上を越えて、ばしゃーっとゲットアウトポイントにかぶってる。


いつもとかなり事情が違う。。。



 「カランビンは、大きくてもバーレイより出やすいんだよー。今日はうねりの向きがこんなんだけど、いつもは一番奥の岩から出られるんだよ。Yちゃんなら大丈夫だよー。」


Yちゃんに言い訳する土偶。。。



今日はさすがにオージーも奥の岩からジャンプしてる人はほとんどいない。

沖からどしゃーって岩に打ちつけてくる波を見ながら、みんな岩の上でじーっとタイミング待ってるけど、波はぜんぜん途切れない。


結局、もっと手前の岩から出ようってことになり、そっちへ移動。

でも、そこも時折水の下に岩がうまるくらい足元が安定しない。


そんな中、Yちゃんがまずはジャンプ。


水量がすごいので、あっという間に流されていく。

セットに向かって果敢にも何度もドルフィンするYちゃん。


一瞬にして遠いかなたに流れていった。。。。。


次はこれが私の運命かと思うと、なかなか足が進まない。


もたもたしてるうちに、Yちゃんが上がってきて、もう一回入りなおすって言う。


じゃ、今度は私が先に。


覚悟を決めて飛び出したのはいいけど、ものすごい勢いで横に流されていく。

セットに向かってドルフィンしても無駄なので、とりあえず横に流されながら、少しずつ少しずつ沖へ漕ぎ出していく。


一体何回ドルフィンしたんだろう。


横を見ると、はるかかなたでYちゃんも連続ドルフィンしてるところだった。


何度もあきらめそうになったけど、最後覚悟を決めて、20回ドルフィンして出られなかったらあきらめようって決めて、そこから猛ドルフィンを始めた。


そしたら7回くらいドルフィンしたところで、ふっと目の前が開けた。


出られたかも!?


そこから猛パドル。


これで大丈夫っていうくらい沖まで行ってひとやすみ。

さて、これからどうするか。


お隣のビーチまで流されたので、ここからひたすらパドルでポイントまで戻らなきゃ。

沖はそんなに流れがないので、忍耐強くこいでれば必ず出られるはず。


ひとりでひたすらパドルすること10分くらい。小雨パラパラ、曇り空で、かなり孤独な時間。。。。。

やっと人がちらほら見えてきた。


こうなったら絶対ポイントから乗ってやるー。

沖まで出ちゃえばこっちのもの。このくらいの大きさなら全然怖くない。


波は少しぼこぼこでそれほど良くなかったので、あんまり混んでない。

1本中途半端なのに乗って、手前まで行き過ぎないうちに止めて、また戻る。

2本目は、けっこうかたちの良いのに乗れた。もう今日はこれで乗りおさめ。そう決めて、岸までずーっと乗っていった。


あれだけパドルしただけの価値がある波だったかって聞かれると、うーん・・・・・


でも、がんばって沖まで出た自分をほめてあげよう。

大のドルフィン嫌いの土偶、がんばりました。


 ドルフィンがんばったで賞 


駐車場に戻ると、もうYちゃんが上がってた。

結局、途中であきらめて沖まで出なかったそう。


 「今日4回もジャンプしたのに、1回も出られなかった。くやしーーー!!明日こそ絶対出てやるー!!!」


 「でも、あのセットに向かって果敢にドルフィンする勇姿はかっこよかったよ。あれだけですごいよー。」



そんなやり取りをしながら家に戻る。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


日曜の朝、Yちゃんから電話。


 「今朝バーレイで入ったよ。今日は出られたよ。良い波乗ったーーー!!」



さすが、Yちゃん。朝いちでリベンジのため、バーレイに入ってたみたいです。

家の前を見ると、昨日より少しサイズ上がってるような気がします。


私は、またカランビンへ。


サイズは同じくらいあるけど、土曜よりかなり風も落ち着いて、面もきれいに整ってる。

サーファーの数もだいぶ増えてます。


駐車場ゲットするのに4回も周って、やっと場所確保。

早く入らなきゃ。


まだそれほどハイタイドじゃなかったので、今日はいつもの奥の岩からジャンプできます。


セットの間隔も昨日より長めだし、これくらいのサイズなら大丈夫。

すっかり安心しきって岩ジャンプ。


直後に突然セットが襲ってきた。


完全にタイミング間違った。。。shock



ゴールドコースト在住10年、情けないくらいのタイミング読み間違い。

思いっきりまかれて、ひざとボードが岩をこすったのがわかって、振り向くと小さな岩がすぐ近くに迫ってる。

このままだったら、岩のポケットにはまるーーー!!


そこから本気でドルフィンして、とにかく岩から離れる方向に漕ぎ出す。

何とか危機脱出。


ほんとだったら2回くらいのドルフィンであっさり沖に出られるはずが、結局一番いやーな位置まで流される。

そこから延々とまたドルフィン&パドルして、ポイントまで戻る。


近所のおじさんがいたので、もうちょっとで岩に打ち上げられるとこだった話をすると、小さくても絶対海は甘く見ちゃいけない、自分もすごい目にあったことがあるって話をしてくれた。

スポーツはちょっとうまくなったときほどケガをしやすいっていうけど、ホント油断大敵。

あらためて気を引き締めなおさなきゃって思いました。


ボードのボトムをなでると、やっぱりひっかき傷が何本かはいってる。

ガッツリやられてはいなかったけど、けっこう大き目の傷が数本。

よーく見ると、傷って知らないうちにいっぱいついてるもんですね。

このボードもかなりいろんな危機を一緒に乗り越えてきたけど、そろそろ買い替えどきかなあ。

乗り心地かなり気にいってるから、また同じブランドの同じかたちを買っちゃいそうだけど・・・


話がそれましたが、、、ポイントに戻ってからはすっかり冷静になって、「こんなに巻かれても出たんだから良い波乗らなきゃ」パワーで、いつもよりいっぱい波に乗れた気がします。


昨日と違って、しっかりショルダーの張った良い波。サイズもしっかりあって、なかなかのコンディション。

ポイントの岩付近は短めですが、たまにチューブに入ってる人も。

私は岩から離れた人の少なめなところで、少し厚いけど長く乗れる波を狙います。


岩付近に比べると、本数は少ないけれど、乗れる確率高かったです。

波のトップから一気にぐいーんと降りて、カットバックすると、また盛り上がってきて、、、やっぱりパワーあります。

大きい波は楽しいなーnotes


出るときにロスした時間も含めて、3時間くらいはいってました。

おかげで目が日焼けでヒリヒリ。


海から上がると、ひざの上に2本くらい浅い切り傷が出来てました。

全然痛くなかったから、気付かなかった。。。

岩の傷だからしっかり消毒しなきゃ。


★週末の教訓★

コースタルウォッチのカメラにだまされるな!&海を甘く見るな!!



土偶

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