ゴールドコースト観光ブログ

家の裏庭…　その１、パパイヤ（別名ＰＡＰＡＷ）

家の裏に小さな畑があります、畑の肥料にと野菜やくだものの捨てる部分をコンポーストとして再利用していますが昨年の今頃（４月頃）そのコンポーストからパパイヤの可愛らしい芽が“かいわれ大根”のようにたくさんでてきました。パパイヤは体に良さそうだし（効能は最後に記します）柔らかそうなので、この芽をサラダにして食べられるかなと試してみましたがとっても苦くて食べられませんでした。しばらく様子を見てから成長の良い苗だけを2本残し全部取りました。実は残した２本の木から最近徐々に実が収穫できはじめています。思いがけずに収穫できたもので苗木の頃の撮影記録がなくて実が色ずきはじめてからの写真です。最近でてきた高さ40㌢の苗木の写真が一枚ありました、こんな感じの木です。

自然に出てきた苗だったのでその当時は育ててみようという意識はなかったのですが見る見る生長してしまい２ヶ月位で1メートル位の高さになって花が咲きだして実も10個ほど付いてしまいました。そうなるとだんだん楽しみになってきます、でもその後、実は全部落ちてしまいました、やはり家でパパイヤを収穫するのは無理だったのでしょう。木は丈夫そうです、暫くすると新芽がたくさん出てきました、やがておい茂ってきましたので再び期待をしました、しかし葉に黒い斑点がでる病気が発生し、アッと言う間に殆どの葉に広がっていったので病気の葉を全部取ってしまうと、幹だけになってしまいました、この時の感想は竹の棒が突っ立っているような感じで、じゃまになったので引き抜こうかと思ったのでしたが、根が張りすぎて簡単に抜けなかったのです。かなり乱暴に扱ってしまいかわそうな事をしました、後でＯＺの友人にこの話をしますと、葉を落とすと実の付きが良くなるのだそうです。またパパイヤは低温に弱いので、季節が冬に入ると弱わってきます、それで病気になり易かったのでした。

やがて春になると再び健康な葉がたくさんでてきました、初夏になると実も次々と付いてきます、今度こそ期待できそうな予感がします、幹は成長しながら２メートルになり現在も上へ上へと成長し続けています、実の大きさはビワかイチジク位のサイズです、この頃は実を大きくするために粒を選定しなければならないのかもしれませんが、どれを選んで良いのか分かりません、迷っていても成長しています、とうとうアボガドの大きさになっちゃいました、結局粒を選ぶ事はやめて、そのまま大きくなるのを待っていることにしました。真夏に入り今年の２月には大きめのマンゴーのサイズまでに成長し成長は止まったようです、よく見ると一番下についた実の皮が黄色く色がついているではありませんか…こんな小さなパパイヤなんて見た事ないよー、まるでマンゴーみたい。しかし、ほのかに良い香りがします（買ってくる物のようないやな臭いではない）少しの間そのままにして完熟を待ち、待ちきれない思いで収穫をしてしまい、それを半分に切ってみると中は写真の様に美しく、とてもみずみずしいです！ただ種が全くないので不思議な光景です、

もしかしたらディスエーブル？と思いながらも食べてみると、とっても甘くて良い香りがしましたのでディスエーブルという事は忘れてしまいました、ついに自家製のパパイヤが食べられた！と、ただ感激をしました。【家で収穫できた果実】というだけで感慨深いです。とても栽培したなどと偉そうな事は言えないし本当に手荒く放って置いただけだったのです、それでもちゃんと育ってくれて本当に感激しました。買ってきたパパイヤは絶対食べないという家族も「自家製のパパイヤはまるで別物みたい」と言います。

パパイヤは栄養の宝庫

黄肉種の色素にはビタミンＡ（レチノール）として働くカロテノイドが多く含まれています、ビタミンＡは抗酸化作用があるので脳梗塞や心筋梗塞の予防に効果が期待できる成分だそうです。また解毒力が強く１日２００ｇ食べると効果が期待でき、一度食べると

３日位は解毒作用が続くそうです。がんの予防にも効果があると言われるβ―クリプトキサンチンが豊富に含まれています。他に抗菌作用や酵素の働きで傷ついた皮膚の修復を促す作用があり、お肌の手入れに使用すると角質を分解し古い皮膚をはがしてツルツルのお肌になるようです。

このようなすばらしい無農薬の果物がゴールドコーストの気候だと簡単に栽培できる事が分かりました。しかも簡単で安全に体内のデトックスができるのです、皆さんも積極的に召し上がってデトックスしてみませんか？栽培ができる方は試してみてくださいね。我が家では試行錯誤をしましたので収穫まで１年も掛かりました、低温が苦手な植物なので初春に種蒔きをすると冬が来る前には収穫できると思います。今年はもう秋の終わりです、家のパパイヤの葉にまた黒い斑点が出始めてきました。我が家の木は２年目に入りますが次回の出来はどうなるのでしょう…次回収穫が成功しましたら又お知らせします☆☆☆

Mareeze