我が家にパッションフルーツが生りました!
昨年の誕生日に子供が記念樹にとパッションフルーツの苗木を2本庭の角に植えてくれました。
パッションフルーツは香りが良いので大好きなフルーツですが、その木は見た事がありませんでした。
葉はぶどうの葉に似ています。
現在は一年が経過し、塀やガーデンアーチに蔓がしっかりと絡まって葉をたくさん茂らせて日に日に大きく成長しています。
ある日、蔓のような枝を延ばした先にたくさんの蕾らしきものを発見しました。
蕾が実にも見えますが順番からいくと蕾です。
実際に花がどのように咲くのかも分からなかったので毎日観察をしていると、ある日、直径5センチ位の白と紫色の可愛い花がひっそりと咲きました!
順番通り蕾だったのですね。
そしてこの可愛らしい花がパッションフルーツの花だ!っと思いながらまじまじと見てしまいました。
花が咲いている期間が分からないのでネットで調べてみると、日本ではトケイ草と言われる植物だということが分かりました。
とけい草という名は聞いた記憶がありますが日本にもあったのでしょうか?
それまではパッションフルーツは南国独特のフルーツ、特殊な木、家庭菜園では難しい、と勝手に決めていましたけど、早朝のウォーキングの途中、辺りを気をつけて見ていると他の家でもパッションフルーツの枝が垣根にからまっています。
きっとどこにでもある雑草のような木なのでしょう。
それ以後は特別な植物でもなさそうなので有り難味が薄れました。
パッションフルーツのつぼみです。
パッションフルーツの花
花から果実に変わるところ
果実
花は短命だという事も分かりました。
実がどのように付くのかは分からず、興味をもって毎朝チェックしてみるのですが花が枯れて落ちてしまい実らしきものが確認できません。
花の寿命が短い上、この夏は蜂や蝶などの昆虫が少なくて雨が多く花粉が雨で流されているらしいからです。
それからは毎日開花をチェックし筆を用意して私が受粉を行うことにしました。2本の木を1本ずつ花を探して筆に花粉をからませて受粉させていくのです。
はじめの頃3個ほど咲いていた花が最近では1日10個以上も咲いています。受粉に成功するとその花は今まで上向きに咲いていたものが数日で実に変わり、だんだん下を向いていく事がわかりました。
受粉後の結果が早くみられるのはとても面白いですよ。
1本目の木は花がたくさん咲いて実がどんどん付いています。
もう1本の木の方は花は小ぶりで咲く時期も1本目より数週間遅れていますので種類が違うようです。
きっと最初の木の収穫が終わったら次の木の収穫ができるのでしょう。長い間楽しめそうです。
早い方の木はもう30個くらい実をつけています。
皮はまだ緑色で初期にできた実は直径6センチ位に成長しています。
最近マーケットでこの種類のパッションフルーツが1個99セントで売られているのを見ましたが、買わずに食べられるようになるまで待ちます。
受粉後2ヶ月後位で収穫できるそうなので5月末から6月ごろが食べごろになります。
ひとりでに落下したその時期が食べごろと書いてありました。
毎日咲いていく花とそれらの成長をみているのは楽しくも待ち遠しい限りです。
私の職業はすっかり農業に変わったか、と思うほど農作物を収穫しています。
過去にブログで書いたものを見ると分かるのですが、誰でも育てられる簡単な作物だけですがこれが特技になると良いと思いました。
Mareeze