ゴールドコースト観光ブログ

先週ブログに掲載して、かなりのお問合わせをいただいた【世界遺産】秘境の地探訪の旅シリーズ第一弾「ロードハウ諸島（LORD HOWE ISLANDS）」

世界遺産の注目度が高い証拠ですねー。

張り切ってシリーズ化していきますので、世界遺産好きの方は要チェック！！

現地日本語新聞バグースマガジン に掲載した記事を載せているので、コラム形式になっています。

新聞をもらい損ねてしまった方も、一度読んだけど、あの場所どこだっけ？？という方も、ぜひぜひご活用くださいね。

さて第二弾は、「パヌルル国立公園 PURNULULU NATIONAL PARK）」

西オーストラリア北部、険しい大地が広がるキンバリー地区に位置する「パヌルル国立公園」。
「パヌルル」は、アボリジニの「KIJA」（キジャ）民族の言葉で“砂岩”を意味します。

3億5千年前に形成された砂岩の大地が侵食されて造られた峡谷と、「ビーハイブ」（ミツバチの巣）と呼ばれる奇岩群で構成されるこの公園は、約24万ヘクタールにも及び、自然遺産としての傑出した価値が認められ、2003年に世界遺産に登録されました。

中心に広がる770km2、東京ドーム1万6千個分以上の「バングルバングル」と呼ばれる奇岩群は、含まれる要素の違いからバクテリアにより黒く見える層と酸化鉄でオレンジ色に見える層とが交互に現れ、蜂の巣のように見えることからビーハイブと呼ばれています。
2000万年以上に及ぶ風雨の浸食によって出来上がった、独特の丸みを帯びた縞模様の砂岩は高さ250mに及ぶものもあり、そのユニークな成り立ちは自然現象の産物であり、科学的にも円錐カルストの形成過程を明確に示している点で非常に貴重な存在となっています。

1980年代に映画の撮影隊が偶然上空を通過するまで、忘れ去られていたオーストラリア最後の秘境です。

人気が高いのは、往復約3kmのカテドラル渓谷のルート。

ビーハイブの奇岩群を見ながら干上がった川床をたどると、次第に谷が深く狭くなり、左右から迫る岸壁の影響で、ひんやりとした空気が漂っています。

巨大な岸壁の頂上付近から水が流れ落ちた跡があり、行く手には水が岩をくりぬいて作ったカテドラル（大聖堂）ホールが現れます。

白砂に縁取られ、中心は池になっています。この自然が作り上げた芸術は、見る人全てを魅了すること間違いなし！

近郊のブルームでは「月の階段」と呼ばれる自然現象が観測出来ます。

満月の夜の干潮時に、月明かりが水面に反射し、光の帯が月へと続く階段のように見える神秘的な光景。

年に20回ほどしか見ることが出来ない不思議な現象なのです。

言葉では表せないこの幻想的な自然現象、一度は体感してみてくださいね。

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★H.I.S.おすすめアクティビティー★

バングルバングル・エキスプローラー

バングルバングルを空と陸から大満喫できる欲張りなツアー。
年間を通して、バングルバングルを体験する最善の方法は飛行機だという呼び声も高くなっています。

広大な土地に無数に立ち並ぶ奇岩群の上空からの眺めは、ほかでは見られない不思議な景観。
また干上がった川の上を歩くトレッキングコースでは、まるで未知の惑星に降り立ったかのような錯覚に陥ります。

時間に余裕がある人は、エキスプローラーツアーにプラスして、ぜひバングルバングルで1泊するのがおすすめ。

これほどの秘境を駆け足で通り過ぎるのはもったいないですよ！

>>HISスタッフの体験記を見る

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●パヌルル国立公園について

◆所在地：西オーストラリア州、キンバリー地区

◆天候：乾季－4～10月　雨季－11～3月　雨季には立ち入り禁止となる

◆行き方：近郊のカナナラまでパース、ブルーム、ダーウィンからスカイウェスト、ヴァージンブルー、カンタスなどが直行便を運行。　カナナラからはチャーター機やヘリコプターを利用して遊覧観光、もしくは陸路を4WDで行く事も可能だが、悪路が多いのでツアーに参加することをおすすめする。

●パヌルル国立公園のツアー

カナナラ発　バングルバングル・エキスプローラー

$615～（お1人様）　

※2010年5月現在の料金です。ツアーの詳細は、下記のH.I.S.支店までお問合わせ下さい。

オレオ

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