ゴールドコースト観光ブログ

パースから約250ｋｍ、ナンバン国立公園の砂漠地帯に突如現れる尖塔群「ピナクルズ」。
ＳＦ映画のワンシーンのようなこの光景は、数々のＣＭやテレビのロケ地としても利用されてきたので、目にしたことのある人も多いはず。

6000年以上前から存在するピナクルズは、太古の昔海岸だったこの一帯に貝殻などが蓄積し、石灰岩の土台が出来て、そこに根を張った原生林が風化し、堆積した石灰石層だけが搭状に残ったもの。400ｈａもの黄色い砂漠の平面に、高さ4ｍにも及ぶ奇怪な岩の塔が数千本も連なる光景は、荒れた大地に突き刺さった墓標のよう。現在も、人間の目には見えないほどのゆっくりとしたペースで変化し続けているのです。

太古の原生林地帯に降り立てば、自然の神秘を感じずにはいられません。

このピナクルズがある「ナンバン国立公園」は5～9月にかけて600ミリほどの雨が降るため、砂漠エリアにも関わらず春にはワイルドフラワーが咲き乱れ、カンガルーやエミューなどの野生動物にも出会うことができきます。

オーストラリア全土の3分の1の面積を持つ西オーストラリアの州都「パース」。

黒鳥（ブラック・スワン）からその名が付いたスワン川のほとりに広がる、緑豊かなこの都市は、ピナクルズやウェーブロック、世界遺産のシャークベイなど大自然が作り出した造形物が点在する、西オーストラリアの玄関口となっています。

車で30分ほどの郊外にあるフリーマントルでは、1897年から続いているフリーマントル・マーケットが毎週末に開催されており、インド洋で取れた新鮮な魚介類から、地元の工芸品など150軒以上の店が並ぶお土産の宝庫です。

パース沖にはカーナック島やペンギン島などいくつかの島が存在しますが、特に有名なのはフリーマントルの沖合い16ｋｍに浮かぶ「ロットネスト島」です。

この島の人気者はなんと言ってもクォッカ（Quokka）。

ロットネスト島にしか生息しない有袋類で、島の名前の由来にもなっている動物です。

初めて島に上陸したオラン人が、クォッカを大きなネズミと勘違いし、ＲＡＴ（ネズミ）のＮＥＳＴ（巣）からロットネストになったと言われています。

自動車の乗り入れが禁止されているため、自転車でのんびり島内を散策して、人気のパブで地ビールを楽しむのがオススメ。

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★H.I.S.おすすめスポット★
地上に現れた大波－ウェーブロック

大波がブレイク（崩れる）直前で瞬間凍結したかのような大岩「ウェーブロック」。　

実際は巨大な一枚岩「ハイデンロック」の北側にある、高さ15ｍ、長さ100ｍにあたる一部分です。

花崗岩に一定方向から風や雨が吹き続けたことにより、この不思議な形が出来上がったとされています。

27億年前から存在したと考えられ、まだ地中にあったころから、風化は始まっており、岩肌の絶妙なグラデーションは岩の成分と雨の鉄分が混じり合ったことにより出来たといわれています。

下からだけでなく、ウェーブロックの上から眺める広大な景色も必見！

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●ピナクルズ/ウェーブロックについて

◆所在地：西オーストラリア州

◆天候：地中海性気候のパースは年間を通して温暖で過ごしやすい。　春から初夏にかけて咲き誇るワイルドフラワーが素晴らしい。

◆行き方：主要都市から定期便が運行されている。ブリスベンからは約5時間半。

●パースのツアー

ブリスベン発　パース3泊4日
＄565.00～（大人お1人様）

※2010年6月現在の料金です。ツアーの詳細は、下記のH.I.S.支店までお問合わせ下さい。

オレオ

お問合わせはこちらから↓

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