2010.08.16

カレンデュラ・オイルを作りました。


このオイルは簡単に作れますのでホームメイドに挑戦してみました。

カレンデュラ(Calendula Officinalis)の花びらを使って作るこのオイルはインフューズド・オイルと呼ばれ、花びらの成分をキャリアオイルに抽出したものです。

効能はダメージを受けた皮膚や毛細血管の修復作用、抗炎・抗菌作用、青あざ、打撲、湿疹、虫さされ、乾燥肌、日焼け、切り傷に効くようです。


私は気がつくと青あざができている事が良くあるので気になっていたオイルです。



H.I.S.ゴールドコースト支店


カレンデュラ(Calendula)の花とはラテン語で「何ヶ月も通して」という意味だそうです。日本名では金盞花(きんせんか)と呼ばれて仏様に捧げる仏壇用の花束によく入っているお花です。

この花は濃いオレンジ色や黄色の花があります。日本の「生活の木」に問い合わせ

たところ効能成分は濃いオレンジ色の花の方が強いと言うことでした。



オイルに漬ける準備として今回は濃いオレンジ色の花を使いたいと思います。


そこで手軽な方法としてカレンデュラの花を乾燥させたお茶カレンデュラ・ティーを利用したいと思いましたので健康食品店へ行きました。

お茶は簡単に見つかり、パッケージには学名でCalendula Officinalisと書いてあったのですがドライフラワーの色が薄い黄色でしたので、今回は買うのを止めて園芸店に行きました。そこで花の色が濃いオレンジのカレンデュラの鉢植えを見つけ買ってきました。


すぐに大きく咲いていた数個の花を切り落とし、その花びらを額から外して1週間乾燥させ、その後キャリアオイルに漬け込みました。

キャリアオイルにはオリーブ・オイルやマカデミアンナッツ・オイルを使う場合がありますが、私は花の成分を引き出すのに最適だと言われているスイートアーモンド・オイルを使用してみました。


この花はさすがに「何ヶ月も通して」と言う名前の通り本当に絶えず蕾を持って次々と咲きました。そのお陰で必要な分量の花を採ることができたのですが、次回はハーブティーを利用して花の分量を多めに入れて作ろうと思います。



H.I.S.ゴールドコースト支店
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【用意するもの】

キャリアオイル(スイートアーモンド・オイル) 75ml

カレンデュラの花のドライ           50g(2回分)

空きビン(作っている時に入れておくビン)   煮沸消毒する

遮光ビン(出来上がった時に入れるビン)    煮沸消毒する

1回目の漬け込みの材料が揃ったら空きビンを10分間煮沸消毒して乾かしておきます。消毒した空きビンに花とオイルを入れ蓋をして2週間、日光が当たる暖かい場所に置いておきます。その間11回はビンを振って混ぜます。


2週間経つと
オイルはかすかなオレンジ色になっていました。ここで終了しても良いのですが、私は成分の濃いオイルを作りたいと思いますので、もう1度そのオイルを使って花を漬ける事を繰り返します、その時に花が必要になるため、1回目を漬けこんでいる間にも花を咲かせてドライフラワーを作っていました。


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2回目の漬け込みでは、1回目で漬けたオイルの花を全部取り出し、新しいドライフラワーと入れ替えて、その後も2週間1日1回ビンを振り混ぜる作業を続けます。2週間たったらコーヒー用紙フィルター等でオイルを漉し、消毒した遮光ビンに移して出来上がりました。

オイルの中には確かに花の成分が溶けだしているのでしょうか、写真では

色の具合がわかりにくいのですが薄いオレンジ色のカレンデュラオイルが出来ました。我が家で重宝しているラベンダー・オイルと並んでカレンデュラ・オイルも常備薬になりそうです。


このオイルはショップでは10ml入りが10ドル前後で販売されています。



Mareeze


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