先日、ブリスベンまで念願のフットボール観戦に行ってきました
ところで皆さん、『フットボール』というと、どんなのを思い浮かべますか?
やはりサッカーでしょうか?
オーストラリアでは、フットボール系のスポーツは3つ。
もちろん日本でも人気のサッカー
何となく知っている人も多いラグビー
そして、オーストラリアの国技オージー・ルールズです
正式名称は、オーストラリアン・ルールズ・フットボール。
フッティー(Footy)なんて呼ばれ、オーストラリアの老若男女に愛される冬のスポーツです
私もまだまだフッティー・ファン初級者ですが
初めてのフッティー観戦の模様とともに、フッティーの魅力をご紹介したいと思います。
この日は、ブリスベン・ライオンズ対コリンウッド(メルボルン)の試合。
ライオンズにとっては、ブリスベンのホームでの試合ですから、きっと勝ってくれるはず
そんな期待を込め、Helensvaleの駅からブリスベンのサウスバンクにあるクリケット・スタジアムまで電車で向かいます。
続々とフッティー・ファンが駅に集まってきました。
みんな目指す所は一緒のようです。
「フットボール・スタジアムに行かれる方は、ここで降りて下さ~い。」
という親切な車内アナウンスまでありました
ここで早速、フッティーの魅力その1
庶民に優しいこと。
フッティーのチケットには、ゴールドコーストからブリスベンのスタジアムまでの交通費が含まれているらしく、チケットの提示でサウスバンクまで無料で往復できちゃいました!
(ただし、場所にもよると思うので、その都度確認しましょう)
ブリスベンのGabbaクリケット・グラウンドに到着。
実は、フッティーはクリケットがオフシーズンとなる冬に行われ、クリケット用のグラウンドが流用されます。
いよいよスタジアムの中へ・・・
ゴールは、目の前の4本の柱。
柱と柱の間に楕円形のボールを通せば、得点獲得
はい。ゴール目の前の席をちゃっかり確保しました
アルコールOK席とNG席のエリアがしっかりと分かれています
私の所はアルコールの持ち込みNGエリアだったので、子供や女性が多かったです。
ここも庶民に優しい配慮ですね。
ここでフッティーの魅力その2
ダイナミック&スピーディー
ボールを高く蹴り上げたり、ジャンプしてキャッチしたり、タックルしたり・・・
とにかく、ダイナミックなスポーツ
そして、展開がとっても速い速い
どんどん展開が変わるので、目が離せないわけです
だって、この距離感
そしてフッティーの魅力その3
ち、近い!
グラウンドと観客席を隔てるものも無く、ゴールにネットも無く、とにかく近いんです。
選手がたまに話しかけてきたりもしますし、当然、ボールもボンボン飛んでくるわけです。
そして、いよいよ後半戦。
フッティーの発祥地、メルボルンのコリンウッドに圧され気味のライオンズ・・・
コリンウッド優勢と最初から言われていましたが
その思いが通じたのか、なんと、ライオンズ最終回でゴールを連発
結果、最後の10分でコリンウッドに8点差をつけてライオンズの逆転勝利
ゲームが読めないのも、フッティーの魅力
そして、選手退場後、ブーというサイレンが鳴り・・・
そう。
みんな、マイボールを持ってフッティーの練習をしたり駆け回ったり
とことん庶民派のスポーツです!
来年は、ついにゴールドコーストのフットボールチームが結成される予定
カラーラにフットボールグラウンド建設中です。
フッティーがもっともっと身近になりそうです
この臨場感を、ぜひぜひ生で味わってください
きっと貴方もフッティー・ファンになること間違いなし
WAKKI