今回は1にまつわるローカルエピソードということで入場料$1である
地雷博物館をご紹介します。
以前は市内とアンコールワットの間くらいの場所にありましたが、
今年新しく移転しました。
支店でもよく地雷博物舘のお問い合わせを頂きますが、
シェムリアップ市街からはちょっと離れた場所になりました。
バンテアイスレイという有名な遺跡に行く道の途中にあります。
市街から行く場合アンコール遺跡群を通り過ぎなければなりません。
ロモーで市街から約30分くらいかかります。
博物館の敷地内に主に4棟の見学用の建物があり、
その中にこれまで館長のアキーラー氏が除去した地雷などが
無数に展示されています。
戦争や地雷について説明が書いてあるパネルもあり、
知識を得ることができます。
建物の外にも展示しきれない、
除去済みの地雷が山積みとなっています。
これだけの本物の地雷を目の当たりにするとさすがに
背筋がゾッとします。
シェムリアップ市街では見かけませんが、
田舎に行くと本当に沢山地雷危険の標識を見かけます。
まだまだ地雷の恐怖に怯えている人々が沢山いると
考えると自分で何かできるのだろかと考えさせられます。
アンコールワットという素晴らしい遺跡の数々もありますが、
近い歴史に起こった負の遺産もあるのです。
テーマは非常に重いですが、お時間許すようでしたら、
是非訪れられてはいかがでしょうか?
むら