今年もウィンタースポーツの季節がやってきました
日本では、オリンピックメダリストの浅田真央選手や高橋大輔選手を筆頭に、フィギュアスケート、人気ですよね
男子も女子も、世界トップレベルの、優勝を狙える選手・表彰台に乗れる選手が複数いる今の日本は、まさに黄金時代
ちょっと前までは考えられなかったかも・・・
さて、今年もいよいよ開幕したフィギュアスケートグランプリシリーズ
先々週、アメリカ大会を皮切りに開幕しました。
世界6カ国で行われるグランプリシリーズの大会を競い、順位に応じてつくポイントによって、ポイント上位6選手がファイナルに進みます。
グランプリシリーズの大会が開催される6カ国は、アメリカ・カナダ・中国・日本・フランス・ロシア。
そして今年のグランプリファイナルは、カナダ・ケベックシティでの開催です(12月8日~11日)
先週末、グランプリシリーズのカナダ大会、SKATE CANADAが、オンタリオ州のミシサガ(トロントの隣)で開催されました。
今回は、試合を観戦してきたスタッフによるレポートをお送りします。
29日 土曜日 女子・ペア・男子のフリーが行われました
まずは、女子フリー
こちらが試合会場。
日本からは、バンクーバーオリンピックにも出場した、鈴木明子選手がエントリー。
前日に行われた、ショートでは、ジャンプのミスがあり、4位でした。
ショート1位は、ロシアの新星、14歳の、エリザベータ・トゥクタミシェワ
2位は、アシュリー・ワグナー(アメリカ) 3位は、レイチェル・フラット(アメリカ)
4位が鈴木明子(日本) 5位は長洲未来(アメリカ)
フリー6分間練習・・・ いよいよ本番が近付いています
長洲選手はジャンプの回転不足などが目立ち、得点が伸びず
いよいよ、日本の鈴木明子選手
日本からも応援しに来たファンの方たちの、頑張れ~という声援もよく聞こえました。
細かいミスはいくつかあったものの、とても素敵なプログラムをまとめて、この時点で1位に
観客もとても沸いてました
続く、レイチェルフラット選手は、ジャンプのミスが目立ち、フリーで失速
アシュリー・ワグナー選手は、ジャンプの転倒が一回ありましたが、それ以外はうまくまとめ、演技終了後、鈴木選手に次ぐ、2位に
そして、最終滑走、ロシアのトゥクタミシェワ選手。
14歳とは思えない堂々とした演技で、ほぼノーミス・・・会場もスタンディングオベーションフリーの点数は鈴木選手に次ぐ点数でしたが、ショートの貯金を逃げ切り、見事初出場で初優勝
次のオリンピックがロシアのソチであることも考えると、日本勢の手ごわいライバルになるかもしれません
そして、メダルセレモニー
女子の結果は、1位 トゥクタミシェワ(ロシア) 2位 鈴木明子(日本) 3位アシュリー・ワグナー(アメリカ) でした。
優勝ではないので、君が代は流れませんでしたが、ライトに照らされた日の丸が、異国の地で揚がっていく様子は、何とも言えない感動があります
ウィニングランで一周
日本のファンから日の丸を渡され、パチリ
鈴木明子選手、2位おめでとう
女子のあとには、ペアのフリーも行われました
日本からは、高橋成美&マービン・トラン組が出場
ショートプログラムは3位でしたが、フリーでミスがいくつかあり、総合4位。
惜しくも表彰台には手が届きませんでした。
結果は、1位 ロシア 2位 中国 3位 カナダ
男子へつづく・・・