今回のブログは少しマニアックです
飛行好きにはたまらないカナダ国立航空博物館とワシントン スミソニアン航空宇宙博物館がどんなモンなのか両方行ってみました
まずはカナダの首都オタワにある『CANADA AVIATION AND SPACE MUSEUM』 (カナダ国立航空博物館)
ミュージアムまでは車、又はバス、又は自家用機で行くことが可能です。バスはオタワダウンタウンから市バスに乗ってHURDMAN TRANSITWAY STAITIONへ#129のバスに乗り換えて終点で下車。 所要時間約50分。 土日は30分間隔でバスが運行しています
詳細はOC Transpoのホームページでご確認くださいこちら
自家用飛行機をご利用の場合はOttawa Rockcliffe Airport (GPS N45 27 46 W75 38 46)へ
『CANADA AVIATION AND SPACE MUSEUM』は入場料大人$13かかります
製造開始から1945年までに軍用や民間機として1万機以上が製造されたダグラスDC-3
日本航空なども運航経験がある不朽の名機
CANADIAN AIRWAYSの『Stearman 4EMs』 郵便輸送用
カナダでライセンス生産されていたT-33 オレンジ色がまぶしい訓練機 よく目立ちます
Tはトレーニング機のT
第二次世界大戦中に主に活動した『LANCASTER爆撃機』 この飛行機はアメリカではなくイギリス製
現在も活躍中『CH46-A』 レスキューや急患輸送などに活躍
広大なカナダの台地を今も飛び回っています
MCDONNELL DOUGLAS F/A18 Hornetはカナダ空軍からの譲渡
主に米海軍や海兵隊が主に使用 最高速度はマッハ2と超音速 まだまだ各地で現役として働いています。
宇宙関連からは『カナダアーム』 スペースシャトルやISSでも活躍したロボットアーム
名前のとおりカナダ製 ロボットアームの技術では世界で1歩リード
カナダ国立航空博物館は愛国心満載カナダにゆかりのある航空機がメインでした
さて続いてワシントンD.C. 『スミソニアン航空宇宙博物館』
手荷物検査後まず入って正面にはアポロチョコでおなじみ、アポロ11号の指令船
直径3.9m、高さ3.2m、定員3名。 こんな小さな船で宇宙から地球に帰還したとは驚きです
なぜかソ連のソユーズも。 民間日本人で初めて宇宙に飛び立った秋山さんのサイン入り
今は無きノースウエスト航空のジャンボジェット機はド迫力
さすがに一機まるごとは難しかったのか鹿の剥製のように先頭部のみ
第二次世界大戦時の日本の代表的な戦闘機『零戦』 サイパンで鹵獲された1機です
本館に展示しきれない大型の展示物はダレス空港近くの新館で展示
ダウンタウンからは遠いです タクシーで行くかダレス空港からバスで行くか
ただ時間をかけて行くだけの価値があります
エールフランスの超音速旅客機『コンコルド』は一機まるごと展示 新館の展示物は広大な建物のおかげで全て1機まるごと。
全長61.66mの巨大な飛行機もすっぽり入る巨大な建物
スペースシャトル『エンタープライズ』にかわって展示されている『ディスカバリー』
39回の飛行はスペースシャトルの中でも最多 日本人宇宙飛行士も数多く搭乗しています
第二次世界大戦末期に日本軍が投入した悲しい特攻兵器『桜花』はひっそりと戦争の悲惨さを伝えています。
とにかく新館はこれでもかというくらい所狭しとコレクションが並べられています
名前だけでも聞いたことがあるような飛行機が満載
これだけの内容で入場料が無料とは アメリカ恐るべし
どちらの博物館も内容満載ですが、種類とコレクションの知名度でスミソニアンかな