ここトロントは、オンタリオ州の州都
州都と言えばそう州議事堂
今回はオンタリオ州議事堂で開催されている、
無料ツアーを少し紹介いたします
今回参加したのは、1時間毎に行われている約30分のツアー
特にツアー料金などもなく、無料でご参加いただけます
まず到着し、Tour Information Deskへ
係員の案内で名簿記入とバッジをもらいます
※身分証明書を忘れずに※
時間になると担当するガイドさんがお迎えに来て下さります
※ガイドは英語対応となります※
まずは重々しい階段を上り、議会室(Chamber)へ
中央上座は議長席
左右に席が分かれていますが、議長席向かって左側が与党、右側が野党の席
議長席の手前、中央にある少し大きなテーブルは、専門家たちが色々調べたりする席
そして、中央一番手前の席は、書記の席だそうです
その下は、議員秘書たちの席となっていて、
例えば議員さんたちに必要な情報をすばやく渡したりできるよう、
議員に近い席が作られているとのこと
対して、後ろ側
こちらの席は、1回が議長のゲスト、
2階は議員のゲストたちが傍聴できる席となっています
そして、もちろん一般傍聴席もあります
市民に近い、議会であるのも特徴です
そして面白いなーと思ったのは、見づらいですが良く見てみると・・
(右)
(左)
右手側には「フクロウ🦉」が、左手側には「ワシ🦅」が
フクロウ🦉は「賢者」と称され「知恵」の象徴、
ワシ🦅は「鋭い目」を持ち、適格な判断の象徴、
という意味を込めて作られたとのこと
議会を後にすると、右手(東)と左手(西)では雰囲気が異なることに気付きます
(東) 木造作り
(西)
1904年に西側の建物が火災に見舞われました
その為、①オシャレで②燃えにくい造りにするために、大理石を利用した造りへ
イートンセンターなどの設計に携わった建築家が手綱を取り、今の姿へ大変身
天井のステンドグラスも素敵です
この日はあいにくの天気で太陽の差し込みがありませでしたが、
当時は電気代も高く、自然の光が沢山入るように作られたと聞いて、
納得せざるを得ませんでした
そして最初には紹介しませんでしたが、待合室エリアにはなんと・・・
ショーケースに飾られている、これ
The Mace と言って、議長(Speaker)のシンボル
てっぺんのところには、なんとダイヤが3個もついているという豪華っぷり
オリジナルのMaceも飾られています
議会が行われているときには、このガラスケースには展示されていないとのこと。
ガイドさんもこのMaceには触れたことがないようで、
セキュリティーのお偉いさんが議会の時は持ち運びしているようです
州議事堂内部は、ツアーでしか入れませんので一度はご体験あれ
また建築に特化したツアーや、学生さん向けのツアーなども開催されていますよ