ウイーンといえば、、、、、、と聞かれたら、やっぱり 音楽の都 と答えますよね。。。
ここでは本当に毎日いろいろなコンサートが催されています。
オペラ座やシュテファン寺院辺りを歩いていると、モーツアルトのような格好をした人たちがコンサートチケットを売っていたりします。
ウイーン国立歌劇場でのオペラやバレエ、ウイーンフィルのコンサート、コンツェルトハウス、王宮コンサート、モーツアルトコンサート、シェーンブルンの宮殿コンサート、クアサロンコンサート、ウイーン少年合唱団、などなど書ききれないぐらいにいろいろなコンサートがあります。
その中でも1番有名なのは、毎年恒例の ニューイヤーコンサート。
世界1高いプレミア がつくといわれ、
世界で1番多くの人がリアルタイムに見れる コンサート。
現在は全世界の40カ国以上に生中継されています。
この演奏会では、アンコールとして演奏される3曲のうち、2曲目に、美しき青きドナウ、3曲目にラデツキー行進曲を演奏するのが慣わしとなっています。
美しき青きドナウとラデツキー行進曲を聞くと、何となくお正月の気分 になってしまうのは、オーストリア在住の私たちだけではないと思います。
ラデツキー行進曲を聴きながら、世界で何人の人たちがテレビ の前で一緒に手を叩いて、ニューイヤーコンサートを楽しまれていることでしょうか。
ニューイヤーコンサートのチケットは、1月2日~23日の間、ウイーンフィルのウェブサイトで募集がかけられ、最終的には厳選なる抽選で選ばれた方がチケットを購入できるというシステム。
ちなみに、正規価格は、立見席20ユーロから、最高のカテゴリー680ユーロとなっています。
この正規チケットの入手はかなり困難で、抽選で選ばれなかった人やその後のチケットの購入希望者は、正規のチケットオフィスでの購入が可能ですが、その時点で購入価格は、とてつもなく高くなるのです。
そう、数ある音楽界の中でも最もプレミアが付く演奏会なのです。
このコンサート、12月30日はオーストリア軍のために、12月31日はシルベスター(大晦日)コンサートとして演奏され、1月1日が本番のニューイヤーコンサートとなるのです。
ここで耳寄りな情報です 。
12月30日、31日、本番の1月1日のコンサート内容は同じなんです。
そして12月30日と31日のコンサートはチケットの購入もそれほど困難ではなく、しかも料金もニューイヤーコンサートに比べると安価。
特に、31日のコンサートは、生花のデコレーションも終わっており、内容的にもホール的にもニューイヤーコンサートと全く同じなんです。
どうしてもニューイヤーコンサートに行きたい!!でもちょっと高すぎて手がでない いう人には、シルベスターコンサートがお勧めかも。
-
投稿: 桜花 -2007年9月29日 (土) 12時23分
■無題
音楽の都、というイメージはウィーンには確かにあります!ウィーンの人たちは音楽がとっても好きっていうイメージもあるかな?ニューイヤーコンサート、見てみたいですね~。 -
投稿: his-vienna -2007年10月10日 (水) 09時27分
■無題
ここだけの話ですが、ウイーン人はニューイヤーコンサートにはあまり行かないのだそうです。なんでも、大晦日に朝方までワルツを踊ったり騒いだりで、元旦に早起きなんてできない、、、家でゆっくりとパジャマ姿でニューイヤーコンサートを見るのがウイーン人の楽しみ方だとか。。。でも、やはり一度はテレビではなく、生で見てみたいものです!!