中国では毎年旧暦の五月五日を”端午節”と言います。
日本にも端午節がありますが、少し行事内容が違います。
この日は粽(ちまき)をたべる習慣があり、私の母もよく作ってくれました。最近は自分で粽を作る人は少なくなってきていますが、買ってきた粽を食べる習慣は今もまだ残っています。中国の粽はもち米に鶏肉やシイタケなどを混ぜ、笹の葉などで包み蒸したものです。地域や家庭によって味が違うので、端午節に中国を訪れた際はぜひ食べてみてください!
他にも端午節の習慣として、病を避けるため、腕に五色の糸を結びつける習慣があります。糸を結ぶ時は喋ってはいけません。また、結んだ後それを切ることも、取ることもできません。切ることができるのは糸を付けてから初めて雨が降った時です。切った糸は、病も共に流すという意味を込めて川に投げ捨てます。これをすることで、病から身を守ってくれると信じられていました。
2019年今年の端午節は6月7日―6月9日の三日間です。最近では、粽を家族や親戚で作ることをせず、この休暇を使って多くの人々が国内旅行をするため、この時期は北京の観光客が多くなります。
是非皆さんも季節の良い6月に旅行に行ってみてはいかがですか?
休みを利用して観光しようっと思われたら(: 北京支店へご連絡をおまちしております。
みんさん、おはようございます
今日は3月5日、旧暦では正月十五(旧暦お正月の初日から数える15日目)、昔の習慣によれば正月15日は春節の最後に祝う日であり、この日はまた家族を集まって北の方なら「元宵」、南の方なら「湯円」を食べて一家団らんの意味を象徴しています。
さて、この「元宵」と「湯圆」ちょっとややこしいですが、違う食感の食べ物ですよ
作り方も違うらしいですよ
①元宵
北京を含む北方しか食べません
作り方:「元宵」は、もち米の粉を粉のまま使います、
まず餡を丸めて、硬くなってきたらそれにもち米の粉を少しずつまぶしながら作っていきます。水を降り掛けながら粉を付けて、均等についたら、また水をまぶし、
もち粉の上で転がす作業を、何度も繰り返して大きくしていきます。
食感は、少し固めで粉が多い分湯圓より若干どっしりとした食感です。
中身は、ミックスナッツの餡、小豆餡、胡麻餡、ピーナツ餡、サンザシ餡などあり
ここ近年では、チョコ、抹茶餡、薔薇ジャムなど変り種も多くなってきました。
この時期になると、お店の前で「元宵」を買い求める人の長い行列をよく見かけますね
北京では、「稲香村」や「護国寺小吃店」が有名だそうです。
出来上がりはこんな感じ、湯圓より若干固く、食べると歯ごたえがあり
②湯圓
南方の食べ物、最近、北方にも伝わってきて流行ることなりました。
作り方は:「湯圓」は、こねた白玉粉で餡を包んでつくり、日本の白玉団子みたいです
白玉粉に水カップ1/2を徐々に加えてねり、白玉であんを手で包み丸めるだけです。後は煮て出来上がりです。
餡の内容は黒ゴマや、ピーナッツ、チョコ、最近になってフルーツやひき肉の餡などもあります。
普通のスーパーに売ってあります。
煮たら柔らくて美味しいです
日本人の口にも合うと思いますので是非一度食べてみて下さいね!
北京支店・夏
明けおめ
春節明けて一週間ぶりにブログを書きました
日本のお正月縁日のように、北京にも伝統的な催物やイベントなどたくさんあります、それは「廟会」と言い、北京市内で一番有名なのは「地壇廟会」です。
開催期間は大晦日から正月十五までの半が月間
さすが市内最大級というだけあって入り口のところに人がいっぱい!
地壇は元々、明清代の皇帝が地の神に対して祭祀を行った場所であり、今年もその祭典を再現されました。
あんまり人が多く過ぎてはっきり見られないですけど獅子舞なら楽しめました
普段、あんまり食べていない羊のモツ煮込み料理や伝統的なデザート
伝統的なデザート「奶油炸糕」
揚げたてのドーナッツみたいにふわふわして美味しいです。
きっと子供達が喜ぶでしょう
老北京の風景を見たい方お勧めです!
行き方:地下鉄2、5号線の雍和宮駅で下車、地壇公園南門まで徒歩5分
或いは、2号線「安定門」駅で下車徒歩わずか
H.I.S.北京支店・夏