みんさん、おはようございます
今日は3月5日、旧暦では正月十五(旧暦お正月の初日から数える15日目)、昔の習慣によれば正月15日は春節の最後に祝う日であり、この日はまた家族を集まって北の方なら「元宵」、南の方なら「湯円」を食べて一家団らんの意味を象徴しています。
さて、この「元宵」と「湯圆」ちょっとややこしいですが、違う食感の食べ物ですよ
作り方も違うらしいですよ
①元宵
北京を含む北方しか食べません
作り方:「元宵」は、もち米の粉を粉のまま使います、
まず餡を丸めて、硬くなってきたらそれにもち米の粉を少しずつまぶしながら作っていきます。水を降り掛けながら粉を付けて、均等についたら、また水をまぶし、
もち粉の上で転がす作業を、何度も繰り返して大きくしていきます。
食感は、少し固めで粉が多い分湯圓より若干どっしりとした食感です。
中身は、ミックスナッツの餡、小豆餡、胡麻餡、ピーナツ餡、サンザシ餡などあり
ここ近年では、チョコ、抹茶餡、薔薇ジャムなど変り種も多くなってきました。
この時期になると、お店の前で「元宵」を買い求める人の長い行列をよく見かけますね
北京では、「稲香村」や「護国寺小吃店」が有名だそうです。
出来上がりはこんな感じ、湯圓より若干固く、食べると歯ごたえがあり
②湯圓
南方の食べ物、最近、北方にも伝わってきて流行ることなりました。
作り方は:「湯圓」は、こねた白玉粉で餡を包んでつくり、日本の白玉団子みたいです
白玉粉に水カップ1/2を徐々に加えてねり、白玉であんを手で包み丸めるだけです。後は煮て出来上がりです。
餡の内容は黒ゴマや、ピーナッツ、チョコ、最近になってフルーツやひき肉の餡などもあります。
普通のスーパーに売ってあります。
煮たら柔らくて美味しいです
日本人の口にも合うと思いますので是非一度食べてみて下さいね!
北京支店・夏