翠華楼は、創業1940年の老舗名店です。
創業者は、昔、有名だった山東料理の東興楼飯荘の馬松山らが東興楼の番頭の経営に不満を持ち分かれて始めたと言われています。最初は、王府井通りの八面槽(清乾隆時代灯市口西街から東安門大街に8個の官僚の馬の為の水槽が置かれていた事からついた名称ですが、今この名称は残っていません。)
当初は、四合院で営業をしており看板は、書道家の張伯英により書かれています。有名な画家の絵も飾られ、精巧で美しい料理により北京で有名になり「東興楼第二」と呼ばれていました。
開業初期は、蔣介石、孔祥熙、宋美齢、周総理、楊成武、万里、米国籍の華人陳香梅女史、京劇演技芸術家の張君秋、名医の関幼波相等多くの国内外の名士が利用したそうです。
現在は、1991年に再建され伝統的な山東料理と現代的な中華料理をアレンジした人気店になっています。又、新世界百貨店はミシュラン1星や必吃榜に選ばれています。王府井百貨大楼店、東直門銀座店の2軒のチェーン店が有ります。
今回は、ミシュラン1星に3年連続で選ばれている新世界百貨店に行きました。
このお店のお勧めお料理は、醤爆鶏丁、烩乌鱼蛋汤(イカの卵スープ)、芙蓉鶏片、焼花巻、揚げ団子、九転大腸、翠華楼北京ダック、醤汁桂魚、砂锅鲍鱼煨虎皮凤爪等です。
一番上の咯吱肘花配金丝小散は、山東省の名物の薄餅に豚の肘肉の煮込みや散子というお菓子を巻いて食べます。北京の朝ごはんの煎餅の元と言われています。
右下から2枚目は、単なる花巻(パンみたいな主食)と違って、インスタ映えします、大きな花巻を焼いてスライスしたものにフォアグラソースを塗って食べると美味しい~ミシュラン1の味です😋
左上は、砂锅鲍鱼煨虎皮凤爪(268元)アワビと鶏の足をゆっくり土鍋で煮込んだお料理です。中国女子の大好物です。
左上のエビとパイナップル炒めと右上のリンゴムースは、女子にお勧め。
左下のアワビ味チャーハンは、みんな大好き!
大衆点評で割引コースもあるので是非美味しい老舗の味を堪能しに行ってみてください。