ホストファミリーがよく作るデザートに、Pavlova(パブロバ)があります。メレンゲをオーブンで焼き上げ、その上に生クリームと、イチゴやキウイフルーツ、パッションフルーツなどの果物を飾ったシンプルで軽いケーキです。作り方もシンプルなのですが、シンプルだからこそ難しく、毎回毎回メレンゲの出来具合が違って難しいみたいです。
実はこのPavlova、隣国のニュージーランドと“どっちが先にこのPavlova発明したか”で論争がつきないそう。
そもそもこの名前はオーストラリア人が付けたもので、1926年に公演を行ったロシアのバレリーナ、アンナ・パブロバに由来しているらしい。なんでも、白くふんわりしたところが、彼女の優雅な踊りを彷彿させたよう。
しかし、実際これを作り出したのは、ニュージーランドの方
。ウェリントンのある教会が1927年に発行したレシピ集に今のパブロバとほとんど同じものが掲載されている。オーストラリアでも、サクサシェフが初めてパブロバを作り出したとさせているが、1934年のことなのでニュージーランドの勝ちということになるようだ。
以上、ちょっとした豆知識と一緒にパブロバを紹介してみました。最近はスーパーなどでも手軽に買えるらしいが、ホームメードにはかないませんね。
それからもう1つ。
Lamington(ラミントン)っていうケーキも知ってないといけないオージーものらしい。ココナッツで飾られたチョコレートバー?というような外見だが、中はふわふわのスポンジケーキなのです。やさしい食感でほんとにおいしい
!ジャムやクリームがサンドされたものもあり、スーパーで簡単に手に入ります。