2006.10.17

10月2日



朝5時半に朝食、6時出発。

この日はアリスまで800kmのダートの旅。

暗い中、フィルと動物達にさようならをしてバスは再び砂漠へbus

大きなカトゥルステーションhouse(農家)をいくつか通り過ぎる。

広大なサバンナの1軒の農家の広さはいくつかのヨーロッパの国より大きい・・・


2時間ほどでノーザンテリトリー準州との州境に到着。


ノーザンテリトリー準州との境界線

時計を30分遅らせる。

オーストラリアで1番大きなシンプソン砂漠真っ赤な大地360度の地平線sign01


シンプソン砂漠
シンプソン砂漠
 




さてアウトバックではトイレtoiletはどうするか

キャンピング場や公衆トイレを通れば使用させてもらう。

で、まったく何もない地帯を行っている時は、潅木地帯に入るとトイレ休憩をとる。

バスから右側はBOYS、左側がGIRLSでブッシュトイレットtoilet

下手な公衆トイレよりこの方がよっぽど気持がちいいclover


ランチrestaurantの前に巨大なアリ塚でストップ。


巨大なアリ塚!

ランチはカトゥルステーションがやっているキャンプ場でまた自分で作るセルフサービスのサンドイッチbreadを食べる。


ここで問題が発覚sign03wobbly

バスのサスペンションが壊れたのだshock

そういえば何回か空中に体が浮くほど底を強打したなと思いつく。

あとアリスまで350Kmの地点で、アリスからバスが来るのを4時間待つ。


バスが壊れた。。。
待つ間にギターを爪弾くnotes仲間・・・

車内で映画タイムtv

「シュレック」と「モンスターズインク」を見る。

我が娘Tiaがいるのでバイオレンスものとセクシーもの以外しか上映できないのだsweat01


バスの外では若いドイツ人がギターをポロポロnotesnotes

キャンプサイトからFUEL(ガソリン)SHOP→サインをたどって500mぐらい砂風の中歩いていくと農家がやっている店がある。

売っているのは数種類のソフトドリンクとチップス、チョコレートバーぐらい。

ブザーbellがあって鳴らすと母屋からおばさんがトコトコやってきて商いをしてくれる。

コカコーラ$2を買ってひとしきり世間話。

‘あと350KMっていうことは400KMのケアンズ→タウンズビル弱か、義理の妹家族を尋ねてよくドライブして行くけどそんくらいかぁ。’

おばさん‘でもケアンズ→タウンズビル間は舗装道路だよ。’

アイリーン‘私の国オランダだったら350KMだと走り抜けちゃう~’

う~んそうよねぇ…と皆自分の距離感覚で考えてみる。

そこに10セント2ドルコイン使えない公衆電話もあり、ついでに家に電話もする。


小さな砂嵐typhoonが通り過ぎて、パラッと雨rainも来て砂埃が少し落ち着いた。

やっとバスが来たbus

すべての荷物bagを積み替えて夕方5時半に出発。

壊れたバスはとりあえず置き去りにされた。

後でパーツと修理人を連れてきて直してから回収するのだろう。


暗くなってからは何回もカンガルーが出てきて急ブレーキsign04


アボジリナルのドライコミュニティーに寄る予定は返上されてsweat02ひたすらアリスへと走る。

Tiaはぐっすり寝てしまうsleepysleepy


なぜドライコミュニティーというのか

伝統的なアボジリナルは酒を飲む習慣がないそうだ。

町場でアルコール中毒のアボリジナルを見ることが多いのは周知の事実だが、とりあえず生活保護費dollarを国からもらって働かない生活に慣れた者が安価な楽しみの安酒に浸る図式がそれだ。

アボリジナルと後から来た統治者との歴史を語れるほど私は勉強していないし、私のような無知な新参者は、彼らに対する複雑なオーストラリア政治の恥部を、オブラートを破らないようにオブラートにくるまれたまま感じて理解していたほうが良いのかもしれない。

それはともかく、だから彼らが酒抜きの伝統的な普通の暮らしをしている村ドライコミュニティーと呼ぶ。


やっと舗装道路になり、真っ暗なアリスの町に着いたのは夜10時半night


パブでフェアウエルディナーrestaurantwinebeerを皆で食べて、3日間付き合った仲間とさようならをしたweep


ところでスイスボーイの恋の行方は・・・

2人でロマンチックshineしてたし、韓国ガールも興味があるように見えたのに、彼女は彼にハグしてからかなりあっさりsweat02バ~イpaperと行ってしまったdown

なんとなくスイスボーイの横顔に哀愁heart03を見たような…



10月3日



ワイルドなアウトバックの旅の反動からかTia「マクドナルドfastfoodsign01と叫んで、朝食は超町的FOODになった。


アリスは小さな町。


アンザックヒルに登ってrun町を眺める。


アンザックヒル
 

アンザックヒルからの眺め
アンザックヒルにて

アンザックヒルからの景色
アンザックヒルからの景色


ドッドモール(中心)から2~3ブロックで砂漠が始まるようなベージュ色に囲まれた砂漠のオアシスの町。


ドッドモール

そしてアリスは有名なエアーズロックへの拠点、旅人の町でもある。


我々以外の仲間はみんなエアーズロックへ向かって出発したはずだ。


昼過ぎのフライトで我が町ケアンズairplane


ケアンズ行きの飛行機に乗る・・・
アリスの空港にて

Tia曰く、「3日もかけてあんなに苦労してアリスまで行ったのに~sign03


2人とも機上から何か残念なような気持ちで遥か下方の茶色い大地を見下ろした。cloud

そう、たった2時間15分のフライトで、あっという間に緑色のケアンズに舞い戻って来てしまったsweat02

Tia結論

   ↓

「おんなじルートっていうわけじゃないけど、

またこういうアウトバックトリップに行きたいなnotes


なるほどね。


By フーミン


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    • 投稿: etwo -2006年10月18日 (水) 11時32分

      ■楽しそう!!!
      親子でアウトバック、私たちもいつか絶対やります。子供にとっても生涯忘れられない旅になりますよね!Tiaちゃん髪が伸びて大人っぽくますます美人になりましたね。

    • 投稿: フーミン -2006年10月19日 (木) 01時44分

      ■楽しそう!!!
      コメントどうもありがとうございます!Tiaはまだまだ興奮さめやらず、よくあの旅のこと、色んな国の仲間のことを夢中になって話しています。また子連れでオフィスに遊びに来てくださいね!

    

    HIS ケアンズ支店

    2024.12
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