1月21日
6時朝食、6時半にノーマントンへ向かって出発
2時間ほどで大きなワニの銅像で有名なノーマントンに到着。
徘徊しているのは我々だけで、道を歩く村人すら見かけない静かなノーマントンの村。
オリジナルのアイティナリーではここから未舗装道路を西へ行くのだが、雨季で通行止めになっているので、マティルダハイウェイ道路を南下し、バークンウィルスへ。
乾季にこのツアーに参加すれば、ここからさらに西へ進んで、未舗装道路を行く。
オーストラリアでもっとも辺境と言われる地を横断して行くのだ
でも我々の行く道路も、ドライバーのダンにとっては、決して楽でもないのだと思う。
舗装道路の端を走っていて、少しでも路肩にタイヤを入れてしまうと、雨でゆるくなった土にタイヤをとられて、どろにはまってしまうので、なるべく中央よりに走らなければならない、と言っていた。
今回、ファミリーは、ポータブルのCDプレイヤーを持ってきている。
ティアはバスの中で日記をつけたり、DSでゲームをしたり、景色を見たり、お気に入りのムービーを見たり。
ハイテクなこのバスにもCDプレイヤーが付いていて、この旅に関係のある映画‘クロコダイルダンディー’などを上映しようとするが、なぜかCDプレイヤーの調子が悪くて、いつも20分くらいでフリーズしてしまう
ダンがなんとか直そうとがんばるが、ついに最後まで直らなかった(T_T)
バークンウィルスロードハウスで給油と休憩
その後さらに南下し、クロンカリーへ向かう。
クロンカリーはタウンズビルから伸びているオーバーランダーズウェイ上にある。
オーバーランダーズウェイは真西に伸びて行って、ダーウィンから真南に伸びているスチュワートハイウェイにぶつかる
オーバーランダーズウェイはノーザンテリトリーに入るとバークリーズハイウェイと呼ばれている。
昨日ケアンズからアリススプリングスへ向かった、ドライバーのロリー率いるアリス行きデザートベンチャーバスも、ウィントンからアイティナリーを変更して、クロンカリーへ北上してきて湖のそばで落ち合って、2つのグループいっしょにランチ
ランチはバーベキューで、ソーセージとバンバーグとサラダ
ランチの後、両方のグループ全員でローリーのバスに乗って、アボリジナルの女性だけが集められていたというポイントへ。
道中、ロリーのバスのCDプレイヤーは快調なので、‘漫画のシンプソンのオーストラリア編’や、去年9月はじめに亡くなった、オーストラリアの誇るクロコダイルハンター‘スティーブ アーウィンのトークショウ’を見たりする。
改めてフィルムの中のスティーブの言葉に耳をかたむけてみる。
テレビのちょっとクレージーなスティーブとは違った、彼のすばらしさが彼の話の中に見える。
スティーブは本当に自然を愛していた
そういう人を失ったことは、オーストラリアにとっても地球にとっても、実に残念な事だと思う。
スティーブの冥福を心よりお祈りいたします。
世界各国からの旅行者たちに、こういったフィルムからも、少しでもオーストラリアの雰囲気を感じてもらえたらなと思う。
ハイキングをして岩に描かれたアボジリナルのアート見に行く。
子供の生まれる時期をコントロールする為,、アボリジナルの女性だけが集められて生活していた川辺までハイキングする。
男たちは、今で言う単身赴任的、狩猟の遠出仕事の為、時々しか帰ってこないような生活だったらしい。
知識が広いダンの話は分かりやすいv(^-^)v
次のマウントアイザまでは、今度は我がダンのバスに、2つのグループ全員で乗っていく。
旅は道ずれの仲間が、この日は倍以上になった
マウントアイザは内陸ではとても大きな鉱山の街。
ケアンズ以降、はじめて携帯が繋がる。
またせっせとメッセージを打つマリーナ
南半球で1番高い煙突がこの街の象徴だ。
マウントアイザの男女の人口の比率は、、、、、、なんと
女1人に対して男17人
男たちは仕事のために、限られた期間でマウントアイザにやって来て、鉱山で稼ぎまくる。
でも女の子は少ないし、お金を使うところは限られている。
で、男たちは手軽なギャンブルのポーキーマシーンへ
なんと1年間にマウントアイザのポーキーマシンへぶち込まれるお金の金額は、アメリカのラスベガスでポーキーマシーンに使われるお金の金額と同じだそうだ
鉱山の中を見学したり、鉱山の中でディナーをするアトラクションなどもあるらしい。
点々とある煙突からの煙を眺めつつ、男たちの街マウントアイザにさよならをして、今日の宿泊地カモウィルへ。
カモウィルはノーザンテリトリーとの州境まで、車で20分ぐらいのクイーンズランド州最後の州境の町。
カモウィルでは‘ポストオフィスホテル’という、またパブ併設の宿に泊まる。
たちはファミリーなので、庭にある離れのバストイレ付くのキャビンをもらった。ラッキーv(^-^)v。
郵便局はちゃんと別にあるのになんで、‘ポストオフィスホテル’というのかは不明
アリスへ行くグループもここに泊まることになったので、
デザートベンチャーご一行様で、このパブはワイワイ
夕食まで、またまたビールでおしゃべりγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
ティアはコーラ
夕食はパブのバイキング食事
肉、魚フライ、ご飯、カレー、サラダとバラエティーに富んでいて、とってもおいしかった( ̄▽ ̄)=3
カモウィルもパブ以外は真っ暗で、星の瞬く*:..。o☆゚・:,。*:..。o☆静かな村だ。
(3日目につづく~)