オーストラリアでは”今度の週末、家のリノベーションするんだよねー”
なんて会話が飛び交ったりします。
日本人の私にはちょっとした日曜大工なのかしら?という感覚なのですが、
実はオーストラリアのリノベーションはかなり本格的
ペンキ塗りはもちろんのこと、床の張替え、自分で壁をぶち破ってお部屋を1つにしちゃったり・・・などなど日本では大工さんに頼むようなことをオーストラリアでは
一般人が当たり前のようにやってのけちゃうんです。
2年前に購入した我が家は築11年の2階建てタウンハウス。
1階にキッチン、ダイニング、リビングがあるのですが、気に入らないのはリビングのカーペット。
色は灰色、とにかく汚れが目立つ。
ましてや息子が産まれてからというものその荒れようはひどく、わけのわからぬペンの落書き、食べこぼし跡
・・・・こ、このままではダメだー!と、思い切ってカーペットを木の床に変えることに。
そう、念願のお家のリノベーションがとうとう我が家で行われるんですぅ!
とりあえず床用の板を購入することに......値段は本当にピンからキリまで。
結局 THE AUCTIONS というお店で渋い竹の床を発見。
通常のお店の半額で競り落としゲット!
(オークションで購入というのも初めての体験)
・・・・私も旦那もリノベーション超ビギナー
ちょっと入り組んだ形の我が家のリビングルーム・・・
ということでお助けで一人ハンディーマンを一人雇ってみました。
ちなみにこのハンディーマンはものづくり命!という日本人の森本さん、非常に丁寧にやってくれます!
(日豪プレスに載ってますよ)
さて張り切ってリノベーション開始。
まずはカーペットをはがします。
現れたコンクリートの床の上にクッションになる薄い発砲スチロールのようなものを敷き詰め、竹の板を端から順番にはめ込んでいきます。
もちろんお部屋は真四角ではないので、端の部分は形に合わせて竹を切っていきます。
この切る作業が大変でやはりプロは正確、かつ早い!!!!ここで仕上がりはかなり変わります!
・・・それにオーストラリアのお家って造りが雑なんですよね・・・・
(えっ我が家だけ??)
床もまっすぐの四角じゃないんです・・・ちょっとゆがんでるんです・・・・。
でも心おおらかなオーストラリア人はそんなこと気にしません!
あーそうなんだの一言で会話は終わります。
オーストラリアは乾燥したり、湿度が高かったりと気候条件が厳しいので
木、竹はその時の気候により伸び縮みします。
伸びた時のことを考えてあらかじめ壁と板の端の部分を1センチくらいの隙間をあけておくんです。
きちきちに詰めてしまうと伸びた時に行き場がなくて板が盛り上がってしまうんですねー。
あいた部分はそのままだと見苦しいので上からきちんと隠します。技ですよ♪
やっと完成!仕上がりはこんな感じ。
ビールで乾杯して締めくくりです。
床を歩いた時の感触、やっぱりカーペットとは違います。
朝日の木漏れ日なんかも床の上でキラキラしちゃってもう最高です。
私の初リノベーション!日本ではなかなかこんなことしないですよね。
更に自分のお家に愛着がわきますよ
みきマウス
-
投稿: HELP -2008年2月29日 (金) 07時53分
■リノベーションって面白そう
リノベーションって ちょっとした工作ののりでしょうか? 自分自身にちょっとした技を持っていたら挑戦したいものですね。でもプロジェクトが大きいと 簡単に途中でギブアップできないですよね。ところで、カイ君大きくなったね。 とうとうブログデビューですね。 -
投稿: みきマウス -2008年3月 5日 (水) 00時28分
■無題
今回始めてやってみて、こんなことが自分でできるんだーとちょっと感動してしまいました。あまりにもプロジェクトが大きいと確かにギブアップしがちかもしれないけれど自分でできる範囲で楽しむといいですよね♪