2008年も早いもので もう3月となりました。
去年のクリスマスの時期より、よく雨が降っていましたが、2月末よりゴールドコーストらしい青空が多くなりました。
3月1日は土曜日なので、支店は午前半日営業で、急遽私の出勤当番となりました。
朝目覚めると、真っ青な空 余りのお天気の良さに気をよくして、少し早めに家を出て出勤前に、街を歩いて見ました。
ゴールドコースト支店のあるElkhorn Avenue (エルクホーンアベニュー)のつきあたりの海岸通りと呼ばれる Esplanade まで散歩しながら 写真を撮りました。
Surfers Boulevard(サーファーズブルバード)との交差点を渡ると、プラダ、エルメス、カルチェ、グッチの店が並ぶ The Moroccan (モロッカンアパートメント)の前を通ると、もう目の前は白い砂浜と青いビーチ。
土曜日の朝なので、ジョギングする人や朝の散歩をする人が多かった。
ビーチ近くのカフェでは、 朝食を取っている地元の人も多い。
ビーチでは、ライフセーバーのお兄さんがすでに待機して監視しています。(ご苦労さんです)
時間も忘れかけてビーチにいたら、「あら、大変。出勤時間に遅刻してしまう~~」と オフィスに向かう。。。。 「信号機が黄色で点滅しているじゃないの。」 「普段でも、車で込み合う交差点なのに大変だ」と思い、歩きながら、携帯に登録してあるFaulty Signal (信号機の故障を知らせる)電話番号 1-800-648-108にすかさず電話する。
「その箇所の信号機の故障の報告は 今何軒か連絡を受けている。故障を直すスタッフを急行させている。連絡ありがとう。」と今日の青空のように清清しい声のオペレーターのおじさん。
「あらそうなの。 良かった。」と私が電話を切ろうとすると
(オペおじさん)
「ちょっと待って!君は日本人かい?先月、僕も京都と大阪に休暇旅行に行ったんだけど、日本って 素晴らしい国だね。人は親切だし、食べ物は美味しいし。。。 君は日本のどちらの出身?」
(私)
「大阪の近くの神戸よ。神戸生まれの神戸育ち」
(オペおじさん)
「観光で来てるの?」
(私)
「この信号機のある近くの 日本の旅行会社で働いているのよ。この通りは、普段でも車で混雑するから、信号機が作動しないようでは大変って思って電話したのよ」
(オペおじさん)
「それで、君の英語はオージーアクセントなんだね。何年いるの?」
(私)
「今のところ 人生の半分以上、22年目になるわね」
(オペおじさん)
「へぇ~ いつ日本に帰るの?」
(私)
「休暇では、1,2年に一度里帰りするけれど。。。多分 このまま老後はゴールドコーストだろうね。今日みたいな素晴らしいお天気が大好きだから。この地が 私の第二の故郷と思えるもの。ところで、あなたは また日本に旅行に行く予定はあるの? もし考えているのであれば、うちのオフィスHISで、航空チケットも販売しているのでよろしく。」
(オペおじさん)
「日本には是非行ってみたいんだよ。 じゃぁ。Have A Good Day !!」
(私)
「じゃぁ。また 町内の信号機が故障してたら 電話するからまたお話しましょう」
。。。と週末シフトで 暇だと思っていた お喋り好きなオペレーターのおじさんと関西人独特のお節介おばさんの気質100%の私の長い会話でした。
私が 勝手に「おじさん」と思っていただけで、もしかすると、オーランドブルーム様ばりの若いお兄さんだったかもしれない。。。。もしかすると、日本行き航空券を求めて我が支店に現れるかも。。。と空想しながら、お仕事に向かった日でした。
このような信号機が故障という事態に直面しながらも、あせらず、心の余裕を見せ、(悪く言えば のんびりし過ぎている) 井戸端会議的な会話が始まるのもオージーらしいのですが、やはり この素晴らしい青空と美しいビーチを毎日眺められる幸せはゴールドコーストならではと改めて思います。
追伸:現地天気予報は 3月3日(月)
4日(火)
5日(水)
6日(木)
7日(金)
ひとみ