7月末、イスタンブールで行われたユネスコの世界遺産会議で、トルコ16番目の世界遺産として「アニ遺跡」が指定された。今回のこの会議では21の新しい世界遺産が登録されユネスコの世界遺産の数は世界全体で1052になった。世界遺産の数でトップはイタリアの51、続いて中国50、スペイン45と続いている。 

Ani

今回新しく登録された「アニ遺跡」はアルメニア国境に近いトルコの最東部の町カルスから45km離れたオジャックル村にある。シルクロード上に作られたこの中世の町の歴史は紀元前5000年まで遡るという。中国、インド、パキスタンから延びる貿易ルートの重要な拠点の町のひとつで東西文明の交流でさまざまな文化の影響を受けた。 

「アニ」は街を囲む城壁の7つの門と1000を超える地下都市の門から「門の町」と呼ばれていたそうだ。現在、遺跡内にはキリスト教、イスラム教と歴史の流れの中で中世の面影を残す教会、モスクが残されている。

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MENUCEHRモスク

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EBUL MUAMMERAL モスク

Ebul_muammeral

MERYEM ANA カテドラル

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AZIZ HAVARILER教会

Havariler_kilisesi

GUVERCINLI 教会

Guvercinli

 

POLATOGLU教会

Polatoglu

城壁 

Kalesi

<アクセス>

アニ遺跡の観光の拠点はカルス。

カルスへはイスタンブールから国内線で約2時間15分。

  

トルコのほかの世界遺産・・・

イスタンブール旧市街歴史地区

カッパドキア・ギョレメ国立公園

シヴァス・デヴリ ウルモスクとダルシュ病院 

ハトゥシャシ・ヒッタイト遺跡

ネムルート山

クサントス・レトゥーン

パムッカレ・ヒエラポリス

サフランボル

トロイ遺跡

エディルネ・セリミエモスクと付属施設

チャタルホユク

ブルサ・ジュマルクズック

エフェス

デイヤルバクル城壁とヘヴセル園

 ....などなど。

ここしゅでした。

 

 

トルコで食べ物と言えば有名なのがケバプ(焼肉)料理。トルコ国内どんなに外れの村にいってもケバプがないところはまずないのではないかと思う。肉大好きの習慣はオスマン時代から引き継いだトルコの重要な食文化。オスマン時代のスルタンたちも主食は肉だった。(だからどの時代のスルタンの肖像画を見てもみんな丸々と太っている)

それではそのスルタンたちが住んでいた宮殿ではどんな料理が食べられていたのだろう。何が好きだったんだろう。うーん気になるところ。

なんと現在でもその当時のレシピを参考にして再現されたオスマン宮廷料理を出すレストランが市内に数件ある。今から500年以上も前にファティヒ・スルタン・メフメットとかスルタンスレイマンが食べた料理を食べられるなんてすごいこと。興味津々。

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はてさてオスマン宮廷料理ってどんなの??

●肉大量消費のオスマントルコ人

とにかく肉を大量に食べたようだ。一番食べられたのは羊肉。また羊ほどではないようだが牛肉、そのほかに山羊、またその当時は狩りも主流だったので捕らえた鹿や野鳥なども好んで食べたようだ。イスタンブールの郊外から肉食用の動物を市内へ輸送することはいオスマン時代の人たちにとって何よりも重要なことだった。だから冬大雪などで交通網(もちろん動物は歩いてくるか、船で来る)が遮断すると食物の搬入ルートが絶たれ人々の深刻な問題となった。(実際飢饉となり飢え死にしたこともあるようだ)

鶏はほとんど食べなかった(食べる習慣があまりなかった)ようだ。逆に魚は食べなかったのではといわれていたが実は結構消費したようだ。現在トルコ人を見ると海老をあまり好んで食べる人たちでないので、オスマン時代の人は海老は食べないかと思っていたが、実はファティヒ・スルタン・メフメットは海老が大好物だったそうだ。これには驚いた。

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●バター大好きのオスマントルコ人

現在のトルコ料理の冷前菜にはオリーブオイルを使った料理が豊富にあるので、これも先祖からの伝統と思いきや、なんとオスマン時代はオリーブオイルはあまり使われていなく、油料理の主流はバターと動物の尻尾からとった油を使っていたそうだ。

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●砂糖もトマトもないオスマントルコ時代

オスマン時代には砂糖がなかった!!のでその代わり甘さを出すために、はちみつや、果物の甘みを利用していたようだ。またトマトもだいぶ後期になってトルコ国内にはいってきた野菜なので本来オスマン宮廷料理にはトマトは一切使われていない。現在のトルコ料理の味付け主人公のトマトペーストはもちろんその当時はないわけで、とにかく料理の味付けは多種多様いろいろなスパイス、また香草、野草、果物、木の実なども工夫してソースにしたりして使っていたようだ。

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●今も昔も甘いもの天国オスマントルコ時代

トルコで食後デザートを食べるのはごく一般的常識。特にお客をもてなしたときの食卓にデザートがないと大恥をかくことになる。大体客自ら聞いてくる、デザートはないのかって。どんなにたくさん食べておなかいっぱいでも最後にデザートを食べて食事が完全に終わるのだ。だから昔も今も甘味に関してトルコ人はこだわる!!オスマン時代の宮廷の料理人の中でも最高位が高いのは甘味職人で、技術的にも頭の切れのよさでも一番いいのが甘味職人になれたようだ。数百年もの間、過去の伝統が現在まで失うことなく引き継がれているのは、まず間違いなくこの甘味分野だといっても過言ではない。バクラバ、アシュレ、ギュラチ、花梨の甘煮、ジャム(スイカ、メロン、ナス、胡桃)はオスマン時代から現在に至る代表甘味。

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●果物には目がないオスマントルコ人

料理に、またそのまま生で、果物はオスマン時代にも健在。よく食べられたのは葡萄、ざくろ、洋ナシ、杏、李、りんご、花梨、さくらんぼ。

またバラはお茶などにも喜んで使われ、宮殿の横のギュルハネ(現在の公園)は宮廷のバラの栽培所として有名だった。また食事中には香りを楽しむ目的で食卓や部屋に花が飾られたりしていたようだ。なかなかお洒落な習慣があったのですね。

 

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●オスマン時代のおもてなし料理一番人気

オスマン時代の宮廷での定番コースメニューはコレ!!

肉料理(煮込んだり、焼いたり。)

たっぷりバターライス

ボレック(パイの部類で多種)やチョレック(焼き菓子)、ギュラチ(ミルク味の生パイ)

ヘルバ(トルコのラクガン)

果物

最後にシェルベット(ミックスフルーツジュース)

このメニューが宮殿では好まれ、スルタンやその家族、海外からの外交官、オスマン時代の大臣たちに頻繁に出されていたようだ。

(今も同じだな、、、!!最後のシェルベットがコーラになったくらいか・・。)

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●イスタンブールで本家本元オスマン宮廷料理が食べれるレストランはここ。。

ひととおり飲んで食べて最低ひとり100リラ上~~。伝統を今に伝える秘蔵のレシピでおすすめの2件です。特に、断食の時期はイフタルメニュー(断食明けの夕食)でも人気です。。

ASITANE(カーリエ博物館隣)

Adres: Kariye Cami Sk. No:6
Telefon:(0212) 635 7997 

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MATBAH(アヤソフィア博物館横)

Adres: Cankurtaran Mh., Caferiye Sk. No:2, 34400

Telefon:(0212) 514 6151

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ここしゅでした。

 

イスタンブールのベシクタシにあるデニズ(トルコ語の海)博物館でちょっと変わった絵画展が開かれています。この絵画展は200年前(つまりオスマントルコ時代の後期にあたる)に描かれたイスタンブールの風景画がデジタル化され、360度の巨大なスクリーンで音楽と一緒に鑑賞するというもの。

 

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PITORESKとは絵画的なという意味だそうで、PITORESK ISTANBULは「絵画的なイスタンブール」ということになります。19世紀にイスタンブール(オスマン時代の名はコンスタンティ二エ)を訪ねたMELLING。SCHRANZ、,ALLOM、BARTLETT、LEWIS、AYVAZOVSKIの画家達のイスタンブールの風景画がこの絵画展のテーマとなっています。

 

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今から200年前のイスタンブールの姿がそのまま描写されているので、まるでオスマン時代にタイムスリップしたような感覚になります。高さ4・5メートル、長さ60メートルのスクリーンに描き出される風景はダイナミックで、さらにいくつかの絵の中の人間や動物や背景(海)が動画化もされているのでそのテクニックの素晴らしさには驚くばかりです。

 

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このデジタル絵画展は3月から始まり5月の22日で終了するはずでしたが、人気が高く期間が6月末まで延長されました。

デニス博物館はイスタンブール新市街ベシクタシ(シャングリラホテル隣)にあります。

 

DENIZ MUSEUM

İstanbul, Sinanpaşa, 34353 Beşiktaş/İstanbul
Telefon: (0212) 261 0004

WEEKDAY 10:00-17:00

WEEKEND 10:00-18:00 

入場料 おとな 29リラ /  学生 19リラ / こども(6-12才) 9リラ



H.I.S. イスタンブール支店

2019.10
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