メルハバnote

カッパドキアはトルコの観光を語るうえで欠かせない地域です。カッパドキアについては、ギョレメ野外博物館が有名で、写真でも一度は見たことがあるかと思いますが、実は、もう一つ、地下都市という25000k㎡に広がった都市があります。


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地下都市は、現在発掘されているのは、36箇所、しかしながら、150~200はあるともいわれているのです。

カッパドキアには、初期キリスト教時代にキリスト教者が迫害や、弾圧から逃れ、この地へ逃げ、この迷路のような地下都市に住んでいたと言われています。

深いもので、地下8階まである地下都市には、ありとあらゆる生活の工夫がなされていました。

内部には、教会、学校、食料や物品の貯蔵庫、そしてワイナリーなどが作られていました。1つの地下都市で何千人もの人々が暮らしており、地下都市で生活する人々の数は、2万人を超えることもあったようです。

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とにかく迷路のようになっているこの地下都市、カッパドキアにご訪問の際には、是非訪れてみてください。

天井は、ご覧の通りに低く、部屋から部屋への移動は、頭が天井にぶつかるぐらいです。

背の高い方は、腰が痛くなることがありますので、要注意!

すべての部屋を見学することはできず、迷路のようになってはいますが、道にまようことはなく、出口までたどり着けますので、ご安心ください。

有名な地下都市は、デリンクユ、カイマクル、オズコナックなどとなっており、まだまだ発掘は続いているようです。

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細い通路は、2人が通ることができないほど狭いので、所々、上から来る人としたから上がる人の順番を待ったり、という場所も垣間見えます。

隠れ家として、人々がどのように生活していたのか、数々のお部屋には、どのような工夫がされているのかなど、ローマ帝国時代の宗教弾圧から逃れてきた人々の様子を想像し、じっくりと見ることができますよ。

トルコでお待ちしております~sign03



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2024.04
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