こんにちは。コタキナバル支店の山口です
突然ですが、人はなぜ山に登るのでしょう。達成感を味わうため?山頂から景色を眺めるため?自身に苦行を課すため?自然に触れるため?限界へ挑戦するため?
理由は人それぞれあります。
昔の人は言いました、山に登る理由、それは、そこに山があるからだと。
そんなこんなで本日は山にまつわるお話を少々。
ここコタキナバルには「キナバル山」という東南アジア最高峰の山があります。
高さ4095.2メートル。日本の富士山は3776メートル。
富士山のように大きく3776(みななろう=皆なろう)と覚えた記憶があります。
キナバル山は富士山よりも高いんです
そして、ここサバ州の州都でもあるコタキナバル。
コタとは現地の言葉で「町」を意味し、コタキナバルとは「キナバル山の町」という意味があります。
キナバル公園に行く途中遠目からキナバル山を眺めました
残念ながら雲がかかっておりその雄姿をすべて見ることは出来ませんでしたが、その雄大さの片鱗に触れることは出来ました。
キナバル山に別れを告げ、この日最初に向かったのはキナバル山の麓にあるキナバル公園。
貴重な野鳥や植物を見ることが出来る場所です。
この日のガイドはベテランガイドのジェームスさん
丁寧かつわかりやすく説明をしてくださいました。
お客様も私もすっかりジェームスさんの説明に聞き入ってしまいました。
私がこの日一番興奮したのは野鳥を見つけた時。
ここキナバル公園界隈にしか生息しない固有種を見つけました。
ジェームスさんに名前を聞いたところ、この鳥は「マウンテンロックバード」という
名前だと判明
野鳥大好き人間の私の心をがっちり鷲掴みしました(鳥だけに…)
↑これはウツボカズラ。食虫植物です。
昔ポケモンでこんなようなモンスターいましたね。
本当はもっとここに留まって写真を撮りたかったのですが、午後の行程も控えている為、
キナバル公園を後にし昼食へ。
写真は都合により撮影できませんでしたが、おいしい中華でした。
手前のネコは自分がスフィンクスにでもなった気でいるのでしょうか。
ネコのままですよ。
食後にポーリン温泉に行きました。そう、ここマレーシアにも温泉があります
水着着用で入れる温泉もあり、さながらプールのようにして皆さんご利用されておりました。
また、プライベート個室(有料)もあり、こちらは日本の温泉のように裸で入浴が出来るそうです。
当然日本の温泉のような風情や情緒はありませんが、話の種にいかがでしょうか。
さて、ここポーリン温泉の「ポーリン」とは一体なんのことだろうと思っていましたが、ジェームスさんが教えてくれました
ポーリンとは東マレーシア(ボルネオ島)の先住民族ドゥスン(DUSUN)族の言葉で、竹という意味です。
竹やぶの中にあるからポーリン(竹やぶ)温泉という名前になったとか。
ちなみにマレーシア語で竹はBambuというそうです。
英語のBambooに似ていますね。
こんな看板もありました。一番下に注目
写真ではわかりにくいですが、結構高いです。
そして結構揺れます
もちろん強度には問題ないので安心してお渡りください
この日は終日天候がいまいちでしたがばっちり写真も撮れ、充実した視察になりました。
キナバル公園は少々標高が高い場所にあり、雨が降ると肌寒い場合がございます。
かばんの中にタオルと薄手の長袖を忍ばせておくのをオススメします。
このツアーの詳細については下記をご覧ください。
http://activities.his-vacation.com/jp/jp/TourLeaf/BKI0011.htm