こんにちわ!! KOTAです。今回のお花はまたもらランです。属名Caladenia 種名はlobata。一般的にバタフライオーキッドと呼ばれているものです。
唇弁のが大きく広がり蝶々が羽ばたいているところから名前が付けられたようです。 こちらのランもやはり西オーストラリア南西部に分布しています。比較的背が高く、ブッシュの中でもかなり目立ちますが、今年はやはり雨量のせいか背が低いものが多かったです。株数はかなりありました。
とても立派でブッシュに座り込みほれぼれと見とれること数十分、ふとダニのことを思い出し慌てて身辺をチェックしてしまいました。
さて今回はお花の紹介の他に、10月をもちましてガイドとしてご案内させて頂いておりましたImpresso ワイルドフラワーツアーが終了しましたので、こちらについても少し報告をしたいと思います。
まずは西オーストラリアワイルドフラワーツアーに沢山の方にご参加頂き誠にありがとうございました。
この場を借りましてあらためてお礼申し上げます。
この時期にこの場所でしか見られないお花を観る為に、遠路はるばるご参加頂いた皆様に西オーストラリアのワイルドフラワーをお楽しみ頂けていれば幸いです。
私は初回とツアーシーズン最後の方に2回、計3回ガイドとしてツアーを担当させて頂きましたが、週が変わる毎にどんどん変化していく植物の状況をガイドとしてご案内させて頂きながら、お客様と一緒に楽しませて頂きました。
今年は雨量の少なさからお花についての心配はございましたが、私自身の想像を上回るお花の種類の多さでご参加頂いた方にもお楽しみ頂けたのではないかと思います。
またここでご参加されたお客様から頂いた質問についてお答えしたいと思います。
いつがベストのシーズンなのかと数名のお客様にご質問を頂きましたが、本年についてはご参加頂いたどの時期についてもよいお花が沢山ご覧頂けたのではないかと思います。
ただ9月、10月と観られるお花の種類が変わって参りますので、ご覧になりたいお花によってお客様毎のべストシーズンとういものがあるかもしれません。
ちなみ今年の状況を考えると、前半部は私も大好きなランのお花の種類が多く、後半は乾燥に強いフェザーフラワーが多かったです。
カンガルーポウ等の人気のお花は2ヶ月間を通して観られました。
また数名のお客様からライスフラワーというキク科の植物について、西オーストラリアでは見られないのか、というご質問も頂きましたが、お調べしたところ、こちらはオーストラリア北東部に分布している植物ということで残念ながら西オーストラリアではご覧頂けません。
最後に
温暖化の影響でオーストラリアは雨量が少なく、このままの状態ですと年を重ねる毎に乾燥が酷くなり、いずれお花が観られなく様なような時が来てしまうかもしれません。
多くの皆様に西オーストラリアのワイルドフラワーを楽しんで頂く為に、私もできる事からはじめたいと思います。
お花についてのご質問等ございましたらお気軽にご連絡下さい。
またカンガルーにつくダニについてのご質問についても既に何件かメールを頂いておりますが、こちらもお気軽にご連絡下さい。
ワイルドフラワー、ダニ担当 KOTA