みなさん、アンコール・トムの城壁の上を歩けるの知ってました
実は、歩けるんです僕も人から聞いて実際に歩いてみました
アンコール時代に作られた城壁は現在もその威容を誇っています。
外敵から王都を守るために作られたその城壁の高さは8mあり、
城壁の長さは12kmありますアンコール・トム(大きな町)を守るには
そのくらい大きな城壁が必要だったようです。ちなみに私は右回りで
お昼2時に南大門を出発して、夕方5時に南大門に戻って来ました。
しかし、一人で3時間も歩くとちょっとばかり孤独な一人旅でした・・。
城壁の保存状態については、東・北側に崩れた箇所がありました。
崩れた箇所があったり、片側が茂みで、虫が沢山いますので、
必ず靴で行った方が良いです。東・北側は人気が全然ないですし、
かつ一人で歩くと孤独なので、同行者がいた方が良いと思います。
言うの忘れてましたけど、城壁と言っても幅が狭いという訳ではなく
内側は茂みになってますので、全然歩けます。
それでは城壁歩きの見所について、お話したいと思います。
見所はなんといっても、城壁の隅にある4つの祠堂と5つの門でしょう。
プラサット・チュルンと呼ばれる祠堂が城壁の四隅にあります。
4つの祠堂はバイヨン様式の建築物で、向きは東を向いています。
その他ベン・トムと呼ばれる大きな貯水池も西南の隅にあります。
5つの門については南大門・死者の門・勝利の門・北大門・西大門
があります。東は死者の門・勝利の門の2つの門があります。
また、5つの門については詳しく特集を組みたいと思います。
それでは、4つのプラサット・チュルンを紹介します。
上から順に北東・南東・南西・北西の祠堂の画像になります。
特に1周することなく、各門から1.5kmほど歩けば、城壁の角に
行くことができますし、通常、門の横の斜面から城壁に登れます。
特に南大門から見下ろす景色は下から見るのとまた違った景色が
眺められるので、ちょっと登って見るだけでも面白いです。
南大門より南西の隅は歩き易く、景色もなかなかのものです。
東南アジアのなにかの本に載っているような景色が見られます。
東西南北それぞれ、城壁から見える景色が異なるので、
1周するとそれがわかります。
これからもどんどんアンコールの遺跡を案内していきます。
特に、ガイドブックで取り上げてられていない、小さな遺跡も
余すことなく、魅力の1つとして、ご紹介していきます。
さて、次回はどの遺跡をご紹介しましょうか?乞うご期待下さい。
むら