テーマ： ロリュオス
ロリュオス遺跡群
、も世界遺産に登録されている遺跡群で、
プリア・コー、バコン、ロレイと3つの遺跡を見学するのが主なルートです。
今回から数回に渡りロリュオス地域にある遺跡ではない見所をお届けします
国道6号線を東へ東へ
シェムリアップの町より
で約30分程の所にあるロリュオス。
「Bakongはこちら」と英語のサインが見えてきたら右折です。
今回はプリア・コーを過ぎて、バコンの手前にある、
プロルン クマエ 陶芸織物トレーニングセンター
(Prolung Khmer Potter and Weaving Training Center)
をご紹介。
この様な旗が右側に見えて来ます。
ここはカンボジア人とシンガポール人が始めたNGOで、
織物と陶芸を主にした伝統工芸の復興、そのトレーニングセンターになっています。
プロルン クマエとは「クメール（カンボジア）の魂」という意味。
魂の伝統工芸の復活ですね。
こちらが工房に併設されているショップの入口。
クロマーが目印です。
クロマーとは一枚の布で、
首に巻くのはもちろん、頭に巻いて帽子代わりにしたり、
マスクの様に巻いて埃よけにしたり、
タオルにもなるし、腰巻にもなるし、
女性も男性も皆色々な用途で使っています。
こちらのクロマーは主に木綿を使って作られており、
染め方もバナナの葉やヤシの実の皮など、
身近にある自然の物で染められています。
その為か、優しい色合いの物が多く、
個人的には日本人好みの物が多い・・・と思います
マーケットのものとは違う雰囲気の物が多く、
迷いに迷って・・・・・・私は草木染めの物をゲットしました
大きさも種類も色々あります。
男性向けの色も多数揃っています。
そしてクロマーを利用したストラップも。
奥からはカタン、カタン、と機織りの音がするだけで、
回りは森。静かな時間の中、じっくり選んで下さい。
こちらには日本人のスタッフがいらっしゃるので、
何か質問などある時も安心です。
とてもしっかりした作りのクロマーですが、
洗う時は中性洗剤、水で優しく手洗いして下さい。
漂白剤が入った洗剤は使わないように
機織りも見学出来ますし、
自分で織りたい方は体験も出来ます
事前にお問い合わせ下さい。
012-475-018
7:30－11:00/14:00－17:00（日曜休）
一枚の布から生まれる、クメールの魂。
あなたも感じてみて下さい。
次回はお隣の陶芸の工房、LO-YUYU（悠々窯）をご紹介します
