2023.03.20
チョムリアップスオ(°3°)/
シェムリアップの午後の昼下がり、春の号令がでていないってのに後世に子孫を残さんとする蝉の大絶唱が鼓膜を貫くのがデフォルトとなった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
明日3月21日は春分の日、日本では桜前線が本州を渡り、桜の花見ラッシュと宴会あるあるの急性アルコール中毒による病院搬送のラッシュが駆け巡ることでしょう。
シェムリアップにおいても春分の日は特別な意味を持ちます。
この日、アンコールワット参道から朝日を見ると中央祠堂の中央先端から後光が駆け上がる、古代先人の計量と建築技術に脱帽ものの感動シーンを拝むことができます。
このインスタ間違いなしのシーンが拝めるのは、1年で春分の日と秋分の日の2回だけ。
また、今回は5月にプノンペンで開かれるシーゲームの聖火点火式にアンコールワットが選ばれ、21日にアンコールワットから聖火ランナーが出発し、他の東南アジア諸国へと旅立ちます。
イベントの詳細は分かりませんが、カンボジアにとっても意義を感じさせる日となることでしょう。
東南アジア諸国の戦士が地力と財力と体力を結して凌ぎを削るスポーツの祭典。
私もそれに先立って、まずは明日朝日を拝むために睡魔と剣を交えてみましょうぞ。
それではまた