2023.06.19
チョムリアップスオ(°3°)/
先日、ハサミムシが現れ昆虫博士ファーブルの如くその生態を観察していたら、壁を這っていたヤモリが颯爽と登場し口に咥えて去っていったことに自然の生態系の循環を感じた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
カンボジアでの居住は東南アジアの風土的な要素を加味して水が合う合わないといった意見があると思いますが、移住に伴う条件や制度についてのみ言及すれば世界の中でも好条件な国と言えます。
合衆国とアイルランドに拠点を持つ雑誌会社、International Living社の「世界の優れた移住先ランキング」にてベトナム、バリ島に次いでカンボジアは3位にノミネートされました。
1年中亜熱帯の温暖な気候にあり、ローカルの生活物価が安いカンボジアは特にリタイアされた方々に人気の国と認識されています。
特に移住先の選定時にネックになってくる上位が、生活資金とビザの取得でしょう。
カンボジアの退職者向けのERビザは年間290ドルの料金で簡易的に手続きでき、また幾つかの書類の提出が必要なものの、一度移住してしまえば、居住維持に必要な最低滞在期間がないため、自由に渡航が可能です。
また、月間で$500もあれば住居と食費が賄えるカンボジアは懐にも優しい国と言えるのでないでしょうか。
2023年時点で約18万人の外国人在住者を抱えるカンボジアは今後、海外居住がより意識的に難しくなくなってきた昨今、終の棲家として注目を集め始めていることでしょう。
それでは今週も頑張っていきましょう!