2023.06.26
チョムリアップスオ(°3°)/
カンボジアがシェムリアップではすっかり暑さも鳴りを潜め、民家の犬が元気に仲間達と駆け回る光景を尻目に社会人の義務を果たすべくハンドルを握りしめる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
6月は旧暦では「水無月」とされています。
この水無月の由来は諸説ありますが、旧暦の6月は田植えのために水を引く水張の月であることから、水無月の「無」は「ない」ではなく、連帯助詞の「の」であり、称して【水の月】である説が有力視されています。
また先述の田植えの月であることから、人々が皆田植え仕事に尽くした「皆仕尽」>>(みなしつき)であるとも言われています。
また6月は1年の中間にあたり、平安時代の宮中では穢れを落とすために「大祓(おおはらえ)」と呼ばれる禊ぎの行事が行われておりました。
有名なものでは神社の参道におおきな茅の輪をもうけ、その下をくぐることで無明息災を祈願する「茅(ち)の輪くぐり」があります。
昨今、社会情勢、経済状況の変化に伴い、人々の生活にもその影響が色濃く出始めています。
世間をにぎわす記事の内容を鑑みるに、半年と言わず、毎月の禊ぎをお勧めしたい月の終わりでございます。
今週も頑張っていきましょう。