クオリタのブログを読んでいただきありがとうございます。
今回のテーマは、パワースポットでございます。
前回のブログで記述の「三峯神社」と「秩父神社」を少し掘り下げてご紹介させていただきます。
みどころのある2つの神社なので少々長くなりますが、どうか最後までお付き合いください。
三峯神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が創始したと伝えられている神社で、御祭神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)で、日本民族の始祖である神様です。伊勢神宮に祀られています天照大神の父・母になる神様なので、いわば神の中の神です。
上記写真の鳥居からとても珍しく、3つの鳥居が作られています。
そしてもう一つ珍しいことに狛犬ならぬ狼が鎮座して出向いてくれています。
三峯神社の神の使いは狼とされています。日本武尊が東征中に霧で道に迷った際に狼が現れました。狼についていくと霧がはれ、現在の三峯神社のあるところまで案内されたそうです。
みてください。御守りにも狼が。かっこいい御守りになっています。
実は、限定で販売されていた白い御守りもあり、世界大会出場前に手にした浅田真央さんが、見事にメダルの獲得が出来たことから爆発的に人気の御守りとなりましたが、コロナ禍のなかで、限定販売も今は、中止しているそうです。
神社を創始した日本武尊の銅像です。かなり大きい銅像でした。腰にある剣は、おそらく三種の神器のひとつで知られる草薙剣ではないでしょうか。
日本武尊の近くには、秩父盆地を見渡せる拝殿への階段があります。三峯神社の奥宮がある山も眺めることが出来る場所で、山道を登っていけない場合は、ここから拝みご利益をうけます。
何処に奥宮があるのかな??御賽銭箱もあったので、この方角のどこかにあります。山に向って拝みました。条件が良いと雲海鑑賞もできるそうです。観ることができたら、きっと神秘的な力を感じることでしょう。
拝殿の階段を降りると、すぐに随身門がございます。
最初に紹介をした鳥居のある場所までは、観光地のような賑わった雰囲気がありますが、鳥居をくぐると静かな森林となり、こちらの随身門のあたりまでが、一気に雰囲気や空気が違ってくるのを感じます。狼がついてきているのかも・・・。御祈祷を受け御札を持ち帰ると1年間、狼様をお借りしていくことになります。飼っているペットがその気配を感じるというような不思議な体験をされる方もいらっしゃるそうです。
門のそばにも狼様が。顔や形の違う狼がいたる所にいるので、探してみてください。
門をくぐれば、20m先くらいに三峯神社拝殿があります。その途中ですが、二つに分かれた木があり、ここも見どころ。
ひとつの幹からふたてに分かれた木がありました。こんなことってあるんですね。私は、生まれてはじめて双子の木をみました。
こちらの拝殿前の鳥居をくぐると、三峯神社拝殿があります。標高の高い山の上にある神社ですが、不思議と風が止まったような気がしました。
たくさんの参拝者が写ってしまうので正面の写真は宣材写真の使用をさせていただきます。手前左右に御神木があります。拝殿の後ろに本殿があるそうです。この位置からはみえませんでした。左右にある御神木も見事で、両方に拝んできました。今は、御神木の周りには囲いがあり直接手を触れることはできない状態となっています。
さらに、ここでもう一つ忘れずに注目をしたいところが、実はあります。
拝殿で手を合わせた左脇に不思議な現象の起きた敷石を観ることができます。
それが、こちらです。平成24年の辰年に突如浮かび上がったとされる龍。赤い目がみえますか?
こちらの写真をスマホの待ち受けにすると御利益があるとかで、それまで気に入っていた思い出のグレートバリアリーフの待ち受け画面を惜しげもなく変えてしまいました。
参拝をすませ、次なるスポットはえんむすびの木と狼を祀っているお仮屋神社です。三峯神社は本当にみどころがたくさん。
こちらが、えんむすびの木です。もみの木とヒノキがぴったりくっ付き合って生えている珍しい光景だそうです。自分と好きな相手の名前を書いて納めると恋愛成就のご利益があるとか。
こちらが、お仮屋神社の鳥居です。ここで狼が祀られています。
余談ですけど、神社入り口付近の売店にあった「三峰だんご」がとても美味しかったです。
続きまして、1時間ほど秩父市街地へ行ったところに、もう一つの紹介場所、秩父神社がございます。
2000年以上前に建てられた古社のひとつです。
現存する社殿は1592年に徳川家康公が寄進した江戸時代初期の建築様式が良く留められていることから埼玉県の有形文化財となっています。
御利益は、学業成就、合格祈願、開運、家内安全、子孫繁栄などです。
家康公は、寅年の日、寅の刻生まれということで、虎にまつわる物語がすくなくありません。それにちなんでか、拝殿前は四面にわたってすべて虎の彫り物が施されています。こちらの彫刻は、日光東照宮の眠り猫の彫刻を施した左甚五郎の作品です。虎の群れの中に母虎を豹として描いているのが特徴的です。子育てにちなんだ親の心得が添えて案内されています。
この他にも立派な彫刻が施されていますので、社殿を一周してみて回ることをお勧めいたします。
この日は、お元気三猿がリノベーション中のため囲われて見れませんでした。残念。
つなぎの龍です。東北(表鬼門)を守護する青龍の姿を現しています。
北辰の梟です。身体は正面の本殿向き頭は正反対の真北を向き昼夜問わず御祭神を御守りしています。
お元気三猿は、みれなかったので、絵馬を拝借。このような猿が描かれています。興味深いのは、日光東照宮の三猿とは正反対な表現となっているところです。よく見て、よく聞いて、よく話す。
社殿の右側には、伊勢の内宮皇大神宮があり、皇室の祖先神であり、日本国民の総氏神である天照大御神が祀られています。社殿の左側には伊勢の外宮豊受大神宮があり豊受大御神が祀られています。
天神地祇社には、日本全国各地75座の神様が祀られているそうです。この場にまつわるうまい説明が出来ず恐縮ですが、とにかく、この神社には多くの神様が祀られています。
これでもかというほどの参拝ができますので、御賽銭のご用意をお忘れなく。
小ネタとなります。秩父のお土産ですが、このようなものがあります。「ちちぶまゆ」というマシュマロ菓子です。モンドセレクション3年連続受賞で、サンフランシスコ国際空港のJALサクララウンジにて提供もされていたそうです。秩父カエデ糖のジュレが入ったマシュマロで、紅茶やコーヒーによくあいそう。
今回のブログは、いかがでしたでしょうか。秩父のパワースポットの魅力はつたわりましたでしょうか。秩父へ行きたいと思ったら、こちらのバスツアーがおすすめです。
関東屈指のパワースポット 秩父三大神社 「三峯神社」&「秩父神社」 2社巡り開運ツアー
最後までお読みいただきありがとうございます。