初日から
オーロラ
鑑賞で盛り上がったトロント在住カメラマン・MAKOTOさんの現地レポート。
今回は現地の宿泊場所のお話です。決定するときかなり悩んでこちらに決定されましたが、ご満足していただけましたでしょうか・・・・?
*****
今回オーロラを撮影するにあたって、できるだけオーロラを見るチャンスを高くするために4泊5日とした後に決めなければならないのがホテル。チョイスは何種類かあり、宿泊が4泊ということから長期滞在型のコンドミニアム(日本で言うところのマンションですね)「コーストフレーザー・タワー」に決めました。

(「コーストフレーザー・タワー」のフロント。玄関を入るとすぐ右手)

(ロビーには無料のコーヒー&紅茶コーナーもある)

(ロビーラウンジから玄関、フロントを眺めてみた)
利点は、「朝食が宿泊費に含まれること」、「キッチン付き」なので食事を簡単に済ませることができる(たとえばインスタントラーメン等)。レストランを探すのは旅の楽しみですが、今回の目的は「オーロラを撮ること」。撮影は午後9時過ぎから夜中まで、夜にレストランで食べてお酒も飲んで、ということは控えた方がいいかも、と(でもレストランには行くと思いますが)。近所にスーパーがあるので、初日に買い物を済ませておけば後は撮影に集中できると計画しました。
最後に「簡単なテーブル」と「インターネット接続」。無料WiFiが入っていて、ラップトップ(私のはMacBookAir)を開いたらすぐに仕事ができる環境であることを重点において決定しました。

(お部屋のリビングは広々!)

(キッチンはコンパクト)

(お風呂とお手洗い)

(バスマット=バスタブの滑り止め防止用のものは洗面台の下にあった)

(ワーキングテーブルは十分な広さがある)

(ベットルームも広々)
さて、実際現地に入ってみてどうだったかと言うと、まずお部屋はトロントで言う「家具付きワンベッドルーム」アパートで、広々としていて非常にきれい。冷蔵庫、電子レンジをはじめキッチン用品と簡単なお皿やサラダボウル類、ナイフ/フォーク/スプーン(お箸はさすがになし)などホテル並みにすべて揃っていました。お料理に欠かせないレンジはこちらで一般的な電気式、必ず換気扇を回しましょう(レンジの上のフードにボタンがある)。飲み水(タップウォーター)は水道の蛇口をひねれば出てきます。気になる方はボトルウォーターを買い求めても良いと思います。

(キッチンでパスタを茹で、買ってきたパスタソースを温めているところ)
インターネットは、接続のたびにパスワードが必要なログインを要求されますが、ひとたび繋がればインターネットの接続スピードは申し分なし。ラップトップにiPhoneと、何台繋げても無料というのがGOOD。わりと広めのテーブルが一つあったので、そこにパソコン、カメラグッズ、資料などを広げられるので仕事の効率がとても良いです。
さてホテルに着いたのが午後2時、荷物をほどくのも早々に買い物に出かけたのですが、ここで到着直後のバスの中で手渡された日本語ガイドブックの地図が大活躍。これを頼りに初めて歩くイエローナイフのダウンタウンも迷うことなく、街一番のスーパーマーケットに難なく到着。

(スーパーは「YK Centre」の看板が目印)
トロントの一般的なスーパーと同様の品揃えでしたので、4日間の必要な食材(主に野菜)を買いそろえて冷蔵庫に放り込み、朝食は毎日のように一階のバフェで、お昼と夜は簡単に部屋で済ませるというスタイルで過ごしています。仕事上の経費がかかるので、予算削減にも絶大な効果があり大満足です。

(品揃えは一般的)
コーストフレーザーのコンチネンタル朝食はパンやフルーツなど色々あるのが嬉しい。

(朝食用のダイニングルームは一階ロビーの隣にある)

(朝食メニュー:シリアル)

(朝食メニュー:オレンジ&アップルジュース/牛乳)

(朝食メニュー:ヨーグルト)

(朝食メニュー:パン&ベーグル)

(朝食メニュー:フルーツ)

(自分でベーグルを半分に切ってトースターに入れるためのベーグルカッター)

(トースター)

(自分でつくる朝食バイキング!)
「コーストフレーザー」はロビーが小さくフロントの女性といつも目があうので、前を通る度に挨拶をかかさずします。ロビーを素通りという方も多いようですが、笑顔で「グッド・モーニング!」、ぜひ試してみてください。ツアーバスの送迎をしてくれる運転手さんも同様、乗り込む時には「サンキュー!」降りる時にも「サンキュー!」で十分。挨拶から会話が始まることもあったり、何か困ったことが起きた時に役立ったり、旅がさらに楽しくなりますよ!
例えば「ちょっと暖房がきついかな?」これは一晩泊まった段階の感想。朝の挨拶の後フロントの女性が「泊まってみてどうでしたか?」と聞いてきたので早速このことを伝えると、「イエローナイフの冬はマイナス40度になることもあるので、常に全館を暖めていなければならない、という特別な事情があります。ここのところ少し外気温が高いのですが、それでも暖房をゆるめると、急に寒くなった時に建物全体が冷温にさらされることになるので、一定の温度を保っています。ごめんなさいね!」という、とてもわかりやすい説明に納得。旅はコミュニケーションですね!

(備え付けのシャンプーやローション類)
お部屋の乾燥についてですが、この原稿を書いているのは3泊目、正直言ってお部屋はかなり乾燥した状態です。寝る前にはバスタブに少しだけお湯を張っておき、自衛的に乾燥対策をしていますが、特にお肌が敏感な方、乾燥肌の方には注意が必要です。気になる方は絞ったぬれタオルなどをかけておくのも手でしょう。お部屋には備え付けのローションがありますが、普段から使っているものを持ってきた方が良いと思います(機内持ち込みの場合は100mlに小分けして1リットルまで可)。
最近のこういったホテルの傾向として、タオル等備品を毎日変えるのではなくできるだけキープすることで環境に配慮するということが定着しつつあります。私はパソコン、携帯電話、カメラ、レンズ類、またハードディスクなどのカメラ&電子機器類を沢山部屋に持ち込むので、フロントに言って必要なタオルだけをもらい、できるだけ部屋をクリーンに保つことを心がけ、ドアの前には宿泊期間中常に「DO NOT DISTURB」の札をかけておくことにしています。札をかけなければ、もちろん毎日お部屋を奇麗にしてくれますし、気になる方はセーフティーボックス(ベットルームにある)にパスポート等貴重品は保管できます。

(ドア札。お部屋へのアクセスはカードキーを使用する)
ドア札の件ですが、オーロラ鑑賞を延長して夜遅くホテルに帰った場合、お昼近くまで寝ていたい時もありますよね。そういった場合は前の晩にドアの前に札をかけて(赤いラベルを正面にして)おけば、お部屋の掃除には入りません。もしタオルとか必要なものがあったら、フロントの人に言うと必要な枚数(もちろん最小限を心がけてください)をすぐに渡してくれます。こういう時に「日頃の挨拶」が効果を発揮したりするのも旅の知恵ですね!

(イエローナイフのダウンタウン)
「コーストフレーザー・タワー」はダウンタウンの中にはありますが、中心街までは徒歩10分ほどかかります。イエローナイフの宿泊施設はもっと中心街に近い所もありますし、「イン」タイプのものから本格的なホテルもありますから、事前に良く調べて旅の目的によって選ぶと良いと思います。

(送迎バスはこういったスクールバスタイプと、小型のものがある)
オーロラビレッジまでは送迎バスで30分程かかりますので、オーロラ鑑賞や日中のアクティビティーにおいてはどこに泊まっても条件は一緒。予算と日中の過ごし方によって最適の宿をお選びくださいね。


今回は現地の宿泊場所のお話です。決定するときかなり悩んでこちらに決定されましたが、ご満足していただけましたでしょうか・・・・?
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今回オーロラを撮影するにあたって、できるだけオーロラを見るチャンスを高くするために4泊5日とした後に決めなければならないのがホテル。チョイスは何種類かあり、宿泊が4泊ということから長期滞在型のコンドミニアム(日本で言うところのマンションですね)「コーストフレーザー・タワー」に決めました。

(「コーストフレーザー・タワー」のフロント。玄関を入るとすぐ右手)

(ロビーには無料のコーヒー&紅茶コーナーもある)

(ロビーラウンジから玄関、フロントを眺めてみた)
利点は、「朝食が宿泊費に含まれること」、「キッチン付き」なので食事を簡単に済ませることができる(たとえばインスタントラーメン等)。レストランを探すのは旅の楽しみですが、今回の目的は「オーロラを撮ること」。撮影は午後9時過ぎから夜中まで、夜にレストランで食べてお酒も飲んで、ということは控えた方がいいかも、と(でもレストランには行くと思いますが)。近所にスーパーがあるので、初日に買い物を済ませておけば後は撮影に集中できると計画しました。
最後に「簡単なテーブル」と「インターネット接続」。無料WiFiが入っていて、ラップトップ(私のはMacBookAir)を開いたらすぐに仕事ができる環境であることを重点において決定しました。

(お部屋のリビングは広々!)

(キッチンはコンパクト)

(お風呂とお手洗い)

(バスマット=バスタブの滑り止め防止用のものは洗面台の下にあった)

(ワーキングテーブルは十分な広さがある)

(ベットルームも広々)
さて、実際現地に入ってみてどうだったかと言うと、まずお部屋はトロントで言う「家具付きワンベッドルーム」アパートで、広々としていて非常にきれい。冷蔵庫、電子レンジをはじめキッチン用品と簡単なお皿やサラダボウル類、ナイフ/フォーク/スプーン(お箸はさすがになし)などホテル並みにすべて揃っていました。お料理に欠かせないレンジはこちらで一般的な電気式、必ず換気扇を回しましょう(レンジの上のフードにボタンがある)。飲み水(タップウォーター)は水道の蛇口をひねれば出てきます。気になる方はボトルウォーターを買い求めても良いと思います。

(キッチンでパスタを茹で、買ってきたパスタソースを温めているところ)
インターネットは、接続のたびにパスワードが必要なログインを要求されますが、ひとたび繋がればインターネットの接続スピードは申し分なし。ラップトップにiPhoneと、何台繋げても無料というのがGOOD。わりと広めのテーブルが一つあったので、そこにパソコン、カメラグッズ、資料などを広げられるので仕事の効率がとても良いです。
さてホテルに着いたのが午後2時、荷物をほどくのも早々に買い物に出かけたのですが、ここで到着直後のバスの中で手渡された日本語ガイドブックの地図が大活躍。これを頼りに初めて歩くイエローナイフのダウンタウンも迷うことなく、街一番のスーパーマーケットに難なく到着。

(スーパーは「YK Centre」の看板が目印)
トロントの一般的なスーパーと同様の品揃えでしたので、4日間の必要な食材(主に野菜)を買いそろえて冷蔵庫に放り込み、朝食は毎日のように一階のバフェで、お昼と夜は簡単に部屋で済ませるというスタイルで過ごしています。仕事上の経費がかかるので、予算削減にも絶大な効果があり大満足です。

(品揃えは一般的)
コーストフレーザーのコンチネンタル朝食はパンやフルーツなど色々あるのが嬉しい。

(朝食用のダイニングルームは一階ロビーの隣にある)

(朝食メニュー:シリアル)

(朝食メニュー:オレンジ&アップルジュース/牛乳)

(朝食メニュー:ヨーグルト)

(朝食メニュー:パン&ベーグル)

(朝食メニュー:フルーツ)

(自分でベーグルを半分に切ってトースターに入れるためのベーグルカッター)

(トースター)

(自分でつくる朝食バイキング!)
「コーストフレーザー」はロビーが小さくフロントの女性といつも目があうので、前を通る度に挨拶をかかさずします。ロビーを素通りという方も多いようですが、笑顔で「グッド・モーニング!」、ぜひ試してみてください。ツアーバスの送迎をしてくれる運転手さんも同様、乗り込む時には「サンキュー!」降りる時にも「サンキュー!」で十分。挨拶から会話が始まることもあったり、何か困ったことが起きた時に役立ったり、旅がさらに楽しくなりますよ!
例えば「ちょっと暖房がきついかな?」これは一晩泊まった段階の感想。朝の挨拶の後フロントの女性が「泊まってみてどうでしたか?」と聞いてきたので早速このことを伝えると、「イエローナイフの冬はマイナス40度になることもあるので、常に全館を暖めていなければならない、という特別な事情があります。ここのところ少し外気温が高いのですが、それでも暖房をゆるめると、急に寒くなった時に建物全体が冷温にさらされることになるので、一定の温度を保っています。ごめんなさいね!」という、とてもわかりやすい説明に納得。旅はコミュニケーションですね!

(備え付けのシャンプーやローション類)
お部屋の乾燥についてですが、この原稿を書いているのは3泊目、正直言ってお部屋はかなり乾燥した状態です。寝る前にはバスタブに少しだけお湯を張っておき、自衛的に乾燥対策をしていますが、特にお肌が敏感な方、乾燥肌の方には注意が必要です。気になる方は絞ったぬれタオルなどをかけておくのも手でしょう。お部屋には備え付けのローションがありますが、普段から使っているものを持ってきた方が良いと思います(機内持ち込みの場合は100mlに小分けして1リットルまで可)。
最近のこういったホテルの傾向として、タオル等備品を毎日変えるのではなくできるだけキープすることで環境に配慮するということが定着しつつあります。私はパソコン、携帯電話、カメラ、レンズ類、またハードディスクなどのカメラ&電子機器類を沢山部屋に持ち込むので、フロントに言って必要なタオルだけをもらい、できるだけ部屋をクリーンに保つことを心がけ、ドアの前には宿泊期間中常に「DO NOT DISTURB」の札をかけておくことにしています。札をかけなければ、もちろん毎日お部屋を奇麗にしてくれますし、気になる方はセーフティーボックス(ベットルームにある)にパスポート等貴重品は保管できます。

(ドア札。お部屋へのアクセスはカードキーを使用する)
ドア札の件ですが、オーロラ鑑賞を延長して夜遅くホテルに帰った場合、お昼近くまで寝ていたい時もありますよね。そういった場合は前の晩にドアの前に札をかけて(赤いラベルを正面にして)おけば、お部屋の掃除には入りません。もしタオルとか必要なものがあったら、フロントの人に言うと必要な枚数(もちろん最小限を心がけてください)をすぐに渡してくれます。こういう時に「日頃の挨拶」が効果を発揮したりするのも旅の知恵ですね!

(イエローナイフのダウンタウン)
「コーストフレーザー・タワー」はダウンタウンの中にはありますが、中心街までは徒歩10分ほどかかります。イエローナイフの宿泊施設はもっと中心街に近い所もありますし、「イン」タイプのものから本格的なホテルもありますから、事前に良く調べて旅の目的によって選ぶと良いと思います。

(送迎バスはこういったスクールバスタイプと、小型のものがある)
オーロラビレッジまでは送迎バスで30分程かかりますので、オーロラ鑑賞や日中のアクティビティーにおいてはどこに泊まっても条件は一緒。予算と日中の過ごし方によって最適の宿をお選びくださいね。