旅行
2009.05.13
5月13日(水)最高気温22度、最低気温5度(晴れ)サインバイノー~
今日、モンゴルの馬と乗馬について書こうと思っています。
現代のモンゴル馬はモウコウノウマが家畜化された馬と考えられています。
モンゴル馬の特徴は体高が低い、持久力がある、性格がおとなしいことです。
日本のお客さんは初めてモンゴルで乗馬を体験する人たちが多いです。
人間より体の大きい動物ですから、恐怖感を持っている人もいます。
そして乗馬は危険を従うスポーツでもあります。
その危険性も前もって説明し、安全対策を十分とる事をしないといけないです。
乗馬するときはヘルメットをかぶったほうが安全です。
また、出来るだけ長袖や長ブーツそして手袋は最低限用意したほうがいいです。
騎乗の仕方、歩き方、注意事項などは現地のガイドに任せます。
モンゴル乗馬の特徴
●手綱の持ち方
左手で持ちます。ヨーロッパでは乗馬をスポーツとして乗る為に
両手で手綱をもっています。
馬を使役として使うアメリカカウボーイや南米のガウチョなどは
モンゴルと同じ様に左手だけで持ちます。
右手は鞭とか働く操作で使います。
●モンゴル鞍
モンゴル鞍の特徴は足を乗せる鐙が鞍の真ん中に位置していることです。
従って馬が走り出すと鐙の上に体重をかける状態になりますので立ち上がります。
これは馬上で弓を射るときに騎乗者の頭がもっとも揺れない乗り方なので、
騎馬民族の乗り方なのです。
しかし、ヨーロッパとか他の鞍は鐙の位置が鞍の注進より前に設定されていますので
走り出すと鞍に座る形になります。
●馬の目
馬の目は頭面の斜め横に位置しています。
従って自分の真後ろ以外はほとんど見えます。
その上、二つの目で同時に対象物を見分けるという利点も持っています。
その反面、自分のすぐ目の前にある対象物は立体的に見ることが出来ないどころか、
その対象物そのものが視野から消えてしまうことになります。
馬の睡眠時間は4-5時間、牛は7時間、羊が6時間と言われています。
馬の睡眠時間の4時間の内、3時間は浅い眠りで立ったままで寝ていて
足は3本で立って体重を支えています。
横になるのは深い眠りに入る1時間程度です。
●馬の鼻
馬の鼻は他の動物と同じように非常に敏感です。
何頭もいる子馬の中で自分の子を見分けられるのも
子供の匂いを記憶しているからと言われています。
馬の妊娠期間
モンゴルの5種類の家畜ではラクダが13ヶ月、馬は11ヶ月、牛が9.4ヶ月、ヤギと羊5.1ヶ月です。
馬やラクダは人間よりも長いです。出産時期は春で、4月から7月の間です。
馬にも意思表示ありますが、それは耳です。
耳を動かすことで自分の感情や意志を表します。
馬が普通の状態では耳を直立させるか、外側に向けて周りに注意を払っています。
疲れている時は耳を横に倒しています。
アザー