(虹色パレード)
古きよき伝統を重んじる街、クラシック音楽やオペラで有名な街ウイーン。
そのウイーンが虹色一色に変わる日がやってきた。
6月30日。
虹色といえば、そう、ゲイの色。
ゲイを象徴する虹色の旗が、おとぎの国のシンデレラの様相に似ているウイーン市庁舎前に堂々と掲げられた。
この日は午後2時に 120、000 のゲイやレズビアンが思い思いのコスチュームに身を包み、市民公園を出発。
市民公園といえば、ヨハンシュトラウス像があることで知られている公園だ。
1996年から続けられているこのパレード、今年は今までに誰も見たことがないほど、長~~~いパレードだった 。
ウイーンの中心をくるっと囲むように走っているリング通りが、ゲイ、レズビアンの人たちで埋まった。
リング通りもすべて閉鎖。
観光シーズンだというのに、完全閉鎖。。。。。。
街をあげてのイベント。
古きよき時代の面影が色濃く残っているウイーンの街が、この日は新しい虹色の風に吹かれて、また違ったエネルギーで一杯だった 。
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投稿: PINKO -2007年7月12日 (木) 02時07分
■だから、か。。。
虹色といえば、ゲイの色。初めて知りました・・友人が作っているある団体名にも「虹」が入っていたのが不思議だったのですがだからだ~なぞが解けました。。。 -
投稿: his-vienna -2007年7月13日 (金) 13時21分
■虹色フラッグ
PINKO様コメントありがとうございます。ロンドンのSOHOあたりでは虹色フラッグを店の前に掲げたパブを見かけました。昔は私も意味がわかりませんでしたが・・・ ウィーンではこの時期、路面電車がオーストリア国旗と虹の旗の両方を掲げて走ってましたよ。市庁舎前でも大々的なイベントを毎年開催したりと、保守的な国のわりには、同性愛に関しては寛容なお国柄のようです。