この企画もついに第9弾二桁まであともう少しですね。
今回のテーマは 「これってここなの!ロケ地情報!」
ウィーンやザルツブルグ、中世の町並みが色濃くのこるプラハは数々の映画、ドラマの舞台として登場しています。
今回はその中から観光スポットとしても代表的な場所を新旧取り混ぜてご紹介します。
まずは・・・
ザルツブルグ&ザルツカンマーグート
ザルツブルグを舞台とした名作映画「Sound of Music」 に登場する代表的な場所は、
「ドレミの歌」に登場するミラベル庭園
トラップ家の湖に面した庭園部分として使われたのがレオポルツクロン城
ピクニックシーンにちらっと登場するシャーフ・ベルグ鉄道はいまもザンクト・ヴォルフガングの街から乗車できます。
実際にマリアとトラップ大佐が結婚式を挙げたのはノンベルグ教会ですが、撮影に使われたのは、モントゼーの教会。
ザルツブルグ市内以外は個人で訪れるのは車がないと難しい場所。
一日で効率よく回るには「サウンド・オブ・ミュージックツアー」 (英語ガイド・37ユーロ・毎日催行)がお勧めです。
ハルシュタット
NHKで放送されていた韓国ドラマ「春のワルツ」は、「冬のソナタ」 のユン・ソクホ監督が描く四季シリーズ
最終章。
このドラマの始まりは、冬のオーストリアでした。
チェハ達4人が最初に知り合う場所がウィーン。
チェハのコンサートが開かれたザルツブルグ。
そして、雪の積もったハルシュタットは、このドラマの影響でとても人気が出た場所でもあります。昨年ロケ地を見に来た、と仰っていたお客様もいました。
ドラマで使われた美しいワルツの響きが、冬のオーストリアととてもマッチしていて、素敵でしたよね~。
ヴァッテン インスブルック郊外
もうひとつこの「春のワルツ」から。
チロルに本拠を構えるクリスタル製品の老舗。作中ではクリスタル博物館として登場するのが、"スワロフスキー・クリスタルワールド” (←webも素敵)
ウニョンが最も行きたがっていた場所です!!
ウニョンとチェハのすれ違いの場面は、結構印象的でしたよね!!!
特徴的な巨人の外観も笑えますが、いくつものテーマ別に分かれた展示室はどれもうっとりする美しさです
時間:9:00-18:30
*11月10-21日は閉館
入場料:9.50ユーロ /保護者同伴の12歳以下の子供は無料
アクセス:モーターウェイA12 WATTEN出口より数分。
インスブルック駅からシャトルバスが毎日運行しています。
プラハ
プラハも数々の映画やドラマの舞台になってきました。
記憶に新しいところだと、年始に放送されたドラマ
「のだめカンタービレinヨーロッパ」
にもプラハが登場しましたね。
作中登場するスメタナホールのある市民会館はほぼ毎日のようにコンサートが行われています。
観光客でも参加できる気軽なコンサートもありますよ!
ウィーン支店 までお問い合わせくださいね。
ドラマでは登場しませんでしたが、このスメタナホールのある市民会館のカフェ、とっても素敵なのです~
指揮者コンクール参加の為にプラハに滞在していた千秋先輩が泊まっていたホテルはここ!
外観と朝食シーンに登場しますよ。ビジネスにも観光にも便利なお勧めホテルです!
お問い合わせはお近くのH.I.S. へ
ウィーン
ウィーンも新旧数々の映画やドラマの舞台となってきました。
1949年のカンヌ映画祭グランプリ、1950年アカデミー賞撮影賞受賞などの受賞暦を誇る、映画史に残る名作「第三の男」 に登場する中でもこの2箇所は有名ですね。
プラター遊園地の観覧車
・地下鉄U1 Praterstern (Wien Nord)駅下車
中央墓地
・HOTEL IMPERIALの横、Schwarzenbergplatzから市電71番、 Zentralfriedhof Tor 2 下車 (約25分)
門を入って右手の並木道です。
ちなみに、ベートーヴェンやシューベルト、ブラームスなどの楽聖達のお墓は門を直進して左手側の第32Aです。
これはガソメーター
映画「007 The Living Daylights」 ティモシー・ダルトン主演のシリーズ15作目は、当時のチェコスロバキアやオーストリアがメインの舞台となっています。
作中にはウィーンの路面電車、シェーンブルン宮殿などが登場します。
このガソメーターはコスコフ将軍がパイプラインを通って脱出した時にたどり着いた国境のガスタンクという設定。
現在はショッピングモールとなっています。
アクセス;地下鉄U3 Gosometer駅 下車目の前
さて、今まで場所からロケ地をご紹介しましたが、ここでウィーン支店スタッフお勧めのウィーンが舞台となった映画をご紹介します。
スタッフYとAのお勧め
「BEFORE SUNRISE 恋人までの距離」 1995年 リチャード・リンクレーター監督
ブダペストからの列車で偶然乗り合わせたアメリカ人青年ジェシー(イーサン・ホーク)とフランス人学生セリーヌジュリー・デルピー)が意気投合。ジェシーの飛行機が出発するまでの時間、ウィーンの街を歩き回り、語り合い、そして・・・
ほぼ全編が二人の会話で成り立っているとっても印象的な作品。
KLEINES CAFE (クライネス・カフェ) 二人が語りあった小さなカフェ。
Franziskanerplatz3, 1010 Wien
シュテファンプラッツからケルントナー通りをオペラ座に向かって最初の通り、両側にSWAROVSKIのお店が並んでいる通りが目印です。左に曲がって直進、水色の教会が見える小さな広場の中にあります。
2004年には続編の「BEFORE SUNSET」も公開されました。どちらもお勧めです
最後は、日本人なら誰もが一度はこのシリーズを見たことがあるのではないでしょうか?
支店長のお勧め
「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」 1989年 山田洋次監督
シリーズ全48作のうち、寅さんが海外に出るのは この第41作だけ
その舞台がウィーンだなんて何だか以外ですよね。
湯布院とウィーンを聞き間違えて何だか分からないうちにウィーンに到着、ってあたりが寅さんらしいですね。
寅さんとツアーガイド久美子(竹下景子さん)が語りあうドナウ河畔をはじめ、数々の場面にウィーンの街のあちこちが登場します。
ご存知の映画のロケ地、または知らなかった映画・ドラマのロケ地はありましたでしょうか?
夏の混雑も終わり、徐々に秋も深まる中欧ヨーロッパは、気の合うお友達や家族と、あるいは一人でゆっくり過ごすにはとってもよい季節ですよ。
映画やドラマの舞台を見て、のんびりと感慨にひたる旅というのもいいですよ~
秋・冬の旅もお問い合わせくださいね。