先日、オーストリアで行われた
”Lange Nacht der Museen(ミュージアムの長い夜)”
という年に一度行われるイベントに参加してきました
ウィーン以外の州の美術館や博物館もこのイベントに参加していますが、
私はウィーンでこのイベントに参加してきました
この日は、通常通り、一旦、夕方頃にウィーンの美術館や博物館が
閉まります。そして、ウィーンにある合計105もの美術館・博物館
が18:00~深夜1:00の間、再度、オープンします。
その間、Lange Nacht der Museenのチケット(大人EUR 13)を
持っている人はその時間内に何箇所でも美術館・博物館を
当日のLange Nacht der Museenの時間帯、そのチケット
はウィーン市内公共交通機関のチケットとしても使え、さらに、
ミュージムとミュージアムを結ぶ、無料のシャトルバスも運行されます。
今回、私はまず、産業技術博物館 (Technisches Museum)
階ごとにテーマがわかれていて、展示物を見たり、物体がなぜこの
ように動くのかとかなどを自分で実験しながら、見学することがで
きます。特に自分で体験するコーナーはとてもおもしろかったです。
このほかにも、高電圧や蒸気機関のしくみを専門家が話しをしてくれる
デモンストレーションなんかもあり、子供連れの家族が多かったですが、
とても勉強になり、特に小さな子供にはいろんなことに興味を持つ良い
きっかけになるのではと思いました。
そして、次は王宮博物館(Schatzkammer)にっと思ったのですが、
博物館の前行くとなんと入り口から外へ長蛇の列 。。。ここ
で時間をつぶしている暇はないので、急遽、
ドイツ騎士団の宝物館へ ここは本当に小さなところで、
こんな機会がないとなかなか行かないだろうという感じですが、
中は素敵な鍵、ネックレス、剣などが展示
夜、22:00頃すぎ 軍事史博物館へ
22:00~23:30の間に入場した人全てに、グラージュが
軍事史博物館ということで、グラージュは軍隊の人から
配布されました。まず、入場して、一番最初にグラージュを
頂き、それから見学に。ちなみに、このグラージュはとても
剣術を披露するパフォーマンスも。
博物館の中はとても広く、戦車、昔の軍服、剣、拳銃などのほかにも
興味深いものがたくさんありました。
こちらもとてもおすすめです
また、展示物だけではなく、内装もとてもキレイです
もうひとつ、埋葬・葬儀博物館で、なんとお棺に横になる
という体験ができるのがあったので、是非、挑戦したかったの
ですが、時間切れで今回は断念
その他におもしろそうなミュージアムがたくさんまた、
それぞれ、楽しいイベントなどを用意しているミュージアム
もあります
時間が少ないので、そこまでじっくり見るこはできませんが、普段
あまり行かない小さな美術館・博物館などにも行く良い機会なので、
また、絶対、参加したいです
ちなみに、今年、一番、来場者が多かったのは只今、ピカソの特別展
をやっているアルベルティーナ美術館だったそうです。(14,130人)