暗くて寒くて長―――い冬 が終わり、最近天気もよく暖かくなってきたウィーンです。春の到来を感じます。 時間も3月最後の週の土曜日から日曜日にかけて夏時間に変わりました。日本との時差は現在7時間です。
旧市街を歩くとあちこちにシャンニガルテンを見かけます。これが出るようになるとますます春を感じます。
こちらは旧市街ザイラーガッセにあるカフェのカラフルな色の机とテーブル。カフェの前の敷地はいっぱいに使って歩道をシャンニガルテンとして使っています。車がすぐ脇を通るので、神経質な私は排気ガスが気にならないのかしらなどど思ってしまいます。
ウィーンの人々はそんなことはお構いなしのようです。
こちらはケルントナー通りのカジノ・ウィーンのカフェのシャンニガルテン。テーブルがルーレットの文字盤になっていてカジノらしさを出していてユニーク。
こちらはオペラ座のカフェです。いずれも朝の開店前の写真なので誰もお客さんは座っていませんが、昼間になるとどこもいっぱいになりにぎわいます。
さて、話は変わって4月2日は国立オペラ座でネトレプコとガランチャ共演のアンナ・ボレーナのプレミエ が上演されます。もちろんチケットは完売。
多くのファンがチケットをゲットできずに泣いたことと思いますが、 なんとオペラ座前に設置された大きなスクリーンでライブ中継をするそうです。
こちらがそのありがたきスクリーン。
使っていないときはちゃんとバックのオペラ座の窓やファサードにも合致して景観を損なっていないところはさすがだと思いました。外でスクリーンで見る分にはただです!
ウィーンのオペラ座って寛大だと感心します。
音楽の都といわれるだけあって、オペラやクラシックコンサートには事欠きません。どうぞ皆様ぜひ本場で芸術に触れてみてはいかがでしょうか。
その音楽の都、ウィーンでは多くの音楽家有志達による日本の震災被害者へのチャリティコンサートを催しています。ウィーンだからこそできる催しです。先日のチャリティコンサートは会場が満席となるほど多くの観客が集まっていたとか。
海外からも日本人だけでなく日本人以外の人々も日本へ向けて何かできないかと心を動かしています。その心に国境はありません。
Pray For Japan.