イスラエルを代表する航空会社「エル・アル・イスラエル」。
この航空会社はそのお国柄ともいえる特徴があります。
まず機材は全てアメリカ製の機材。現在は747、777、767、737、
そして最新鋭の787を含め、全てボーイング社製で統一
過去にはロッキード・コンステレーションなども保有していたが、
アメリカ製以外の航空機を保有したことはなく、
合衆国の影響を大きく受けるイスラエルが故の特徴です。またテロ対策として警備が厳しい
航空会社として有名です。搭乗するには、通常の空港セキュリティの他、複数の係官による
航空券の入手経路や渡航目的等の口頭諮問がありその内容に矛盾がないかどうかを厳しく
チェックされます。これは政府高官、一般人の区別なく全ての乗客が対象となります。
駐機している機体は厳重な警備で固められており、機内にもスカイマーシャルと呼ばれる
武装警官が全便に搭乗!また全保有機に地対空ミサイル回避装置が装備されている、
世界で唯一の航空会社です。これだけのセキュリティを誇るため、1968年以降ハイジャックやテロが成功したことはなく、ある意味では世界一安全な航空会社といえるようです。
*情報は取材当時のものです。現在は内容に変更がある可能性があります
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