今でこそフルフラットシートやコースの機内食など、
上級クラスのイメージが定着したビジネスクラス。
このビジネスクラスが登場したのは、大型機、特にボーイング747の登場がきっかけでした。
1960年代まではファーストとエコノミーの2クラス構成でした。
しかし1970年代に入ってボーイング747が登場すると座席数が多くなったため、
エコノミーの割引航空券が登場。となると不満が出るのは正規料金のエコノミー利用者。
そこで航空会社は機内食などのサービスで差をつけました。
今で言うプレミアムエコノミーに近い位置づけですが、これがビジネスクラスの元祖です。
ちなみにかつて存在したパン・アメリカン航空、通称パンナム。
初めて「クリッパークラス(CLIPPER CLASS)」と名付けましたが、
この頭文字の「C」を取って、
ビジネスクラスのことを「Cクラス」と呼ぶようになったようです。
パンナムの路線は現在ユナイテッド航空(写真)が引き継いで日本に乗り入れています。
せめて手が出る近距離アジア線でビジネスクラスに乗りたい
【まりも】がお届けしました。
*情報は取材当時のものです。現在は内容に変更がある可能性があります
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