空港 2017.08.14

先日成田空港にヒコーキウォッチングeyeに行ってきましたが、
7月末というのに寒いうえ、雨rainのお陰でだいぶハードでした。

そんな【まりも】から今回はガラッと趣向を変えて、ヒコーキairplaneの到着時の様子をご紹介します

①ゲート準備
使用ゲートが決まるのは意外と早く、着陸準備より前。
空港の管制下に入る頃には既にゲートが確定したうえで、
各航空会社の社内無線を通してパイロットに伝えられます。

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②点検
到着便が着陸する頃、地上係員が異物などがないかを点検。
受け入れ態勢の最終準備をします。

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③スポットイン
着陸したヒコーキが管制官の誘導によってゲートへ到着。
以前は「マーシャラー」と呼ばれる誘導員がパドルの動きでゲートへ誘導していましたが、
成田空港などでは電子信号に取って代わってきています。

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④輪留め
機体が完全停止したら、パイロットのブレーキセットと同時に、
前輪に輪留めをかけて固定します。

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⑤PBB(パッセンジャーボーディングブリッジ)の準備
日本語では搭乗橋と呼ばれます。
ターミナルとを繋ぐもので、ブリッジ自体に操縦装置があります。
大きさに合わせて上下、前後左右に動いて機体のドアへ短時間で接続する技は職人技でしょう。

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⑥PBB接続
ピタリ位置を併せたら幌を出して完全に覆い、ドアを開けて乗客の降機が始まります。
乗る時と同じく、上位クラスの乗客に優先権があります。

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⑦リフトローダーの接続
乗客を降ろし始めるのと同時にリフトローダーという車を使い、荷物も同時に下ろします。
ボーイング737などの小型機では荷物を直接、ボーイング767以上の中大型機ではコンテナに

荷物を載せていますがこれを下ろしてトーイングカーでターミナルへ運びます。

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折返しがある便ではこの作業と同時に給油も始めます。
ボーイング747-400型機にもなると燃料タンクの容量は23万リットル。
普通乗用車が40~60リットル程度ということを考えると、3,000倍以上の容量があることに

なります。それだけに長距離便になると必要量の給油まで1時間はかかります。
国内線で30分、国際線では60分程度の折返し時間があるのは、実はこの給油によるところが

大きいようです。ということで今回は到着時の様子をご紹介しました。
次回からはまたシリーズを始めようと思いますのでご期待下さい。





*情報は取材当時のものです。現在は内容に変更がある可能性があります

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