テーマ： ベルギー
週末、ベルギーに行ってまいりました。首都のブリュッセルまで、私の住んでいるロッテルダムからですと鉄道で約1時間40分（アムステルダムからは約2時間40分）。
土曜日はブリュッセルに着いて間もなく、更にブリュージュへ（ブリュッセルから鉄道で約1時間）。
スケートリンクのある広場を行きかう人の頭には、サンタクロースの帽子やトナカイの角（！）が乗っていたりして、すっかりクリスマスモード。
マーケットで湯気を立てて待ち構えていたのは、この季節定番のグリューワイン（Glühwein）。赤ワインにクローブやシナモンなどの香辛料、柑橘類、そして砂糖を入れた後に熱を加えているので、アルコールは幾分飛んでおり、赤ワインが苦手な方でも飲みやすいです。ちなみに私、今週は見事に体調を崩し、この土日はノンアルコール！の意気込みでベルギーに来ていたのでグリューワインも控えておきました。
ヨーロッパを訪れたら、一度は訪れておきたくなるのが教会。内装の技巧が凝っていると、「家族や友達に写真を見せてあげたい」「また後で見返すことができるように」そうカメラに収めておきたくなるものですが、内部撮影が禁止されている教会ほど、その分自分自身でじっくり体感できるといいますか、信仰心の無い私（―キリスト教系の大学卒なのに……）ですら厳かな気持ちになるのもまた事実。
チョコレート屋さんの飾りつけも、すっかりクリスマス一色です。
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時折、前触れもなしに降り出す雨を嘆きつつ、寒さを凌ぐために入ったカフェで、「―何だかインスタントの粉末を溶かしただけの味がするよ……」いくら味音痴の私でも、さすがにこれは無いだろうというカプチーノを飲み、「すぐ隣のカフェは人で埋まっていて、ここがガラ空きだったわけが分かったね」とボソボソ呟く友達。『悪天候に見舞われ、避難場所としてカフェを利用する際でも、ある程度人で賑わっている場所を選ぼう』そう密かに誓った私達なのでした。
asa
